味の素(本社:東京中央区)は2024年8月、自然の恵みを生活に取り入れた新ブランド「Atlr.72(アトリエ・セブンツー)」を立ち上げ、シンガポールでの展開を開始した。今後は常設店の開設も視野に検討を進める。同社グリーン事業推進部の小澤由行戦略グループ長が9月4日、ジェトロとのインタビューで明らかにした。

米国の財務省は3月26日、在米企業に対し報告を義務付けている実質的所有者情報(BOI)についての暫定最終規則(Interim Final Rule)を公表した。同日付の官報でも公示した。これに先がけ、同省の金融犯罪取締ネ […]
トランプ大統領が3月26日に発表した1962年通商拡大法232条(以降、232条)に基づく自動車・自動車部品への追加関税措置について、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)のサイドレターの内容が今でも有効であり、メキシ […]
チリのガブリエル・ボリッチ大統領は3月30日からインドを訪問する。訪問の目的は、両国間の政治的および商業的なつながりを強化し、新たな同盟、協定、技術移転を促進すること。主要官僚や政府関係者、国会議員、企業関係者ら約50人 […]
Copyright © セカイコネクト
セカくん:味の素がシンガポールで新ブランド「Atlr.72」を立ち上げたって、すごいっすね!しかも、環境に配慮した食品をメインにするなんて、今の時代にピッタリっす。
コネ姉さん:そうね。特に注目したいのは、フィンランドのフードテック会社が開発した微生物タンパク質「ソレイン」を使っている点よ。二酸化炭素を栄養源にして作られるから、環境に優しいし、栄養価も高いのが特徴なの。
ボス:ふむ…でもその「ソレイン」って、味や食感はどうなんだ?普通の月餅やアイスクリームと違うんじゃないか?
コネ姉さん:そこが面白いところよ。味の素は、バターや乳タンパクの代わりに「ソレイン」を使って、味にコクや厚みを持たせているの。さらに、ゼラチンの代わりに寒天を使って、砂糖も甜菜糖で代替するなど、健康と環境の両方に配慮しているわ。
セカくん:しかもシンガポールは新しいモノへの感度が高いから、こういう環境配慮型食品のフィードバックもすぐに集まりそうっすね。マーケットとしても面白いっす!
コネ姉さん:そうね。シンガポールはフードテックへの政府のバックアップが充実しているし、観光拠点として世界中から人が集まるから、新しい試みをするには最適な場所よ。今回も、期間限定で販売した月餅やアイスクリームサンドが話題になりそうね。
ボス:ふむ…でも、日本では味の素ブランドが有名だが、なぜ新ブランドを立ち上げたんだろう?そのまま展開すればよかったんじゃないか?
コネ姉さん:それは新しいターゲット層にアプローチするためよ。「Atlr.72」は環境や健康に敏感な消費者に向けたブランドで、伝統的なAJINOMOTOブランドとは一線を画しているの。だから、新しいブランドでチャレンジすることが意味があるのよ。
セカくん:今後は常設店の開設も視野に入れてるみたいっすね!食器や日本の伝統工芸品なんかも一緒に展開するなんて、トータルで「食の体験」を提供する感じっすか?
コネ姉さん:そうね、食だけでなく、食を彩るアイテムも提供することで、より豊かなライフスタイルを提案することができるわ。シンガポールでの展開が成功すれば、他の国にも広がる可能性が高いわね。
ボス:ふむ、環境にも配慮しつつ、新しいビジネスモデルを打ち立てるとは、なかなか先見の明があるな。