小規模漁業・養殖業の全国調査を10年ぶりに実施

小規模漁業・養殖業の全国調査を10年ぶりに実施

モザンビーク海洋・内水・漁業省は2024年8月7日、小規模漁業・養殖業調査報告書を発表した。本調査は10年ぶりに2022年に実施されたもので、治安状況により訪問が困難なカーボデルガード州の一部を除くモザンビーク全土が対象となった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: モザンビークで10年ぶりに実施された小規模漁業と養殖業の調査報告書が発表されたんだけど、これがかなり興味深い内容だったのよ。

セカくん: どんな内容だったんですか?モザンビークの漁業ってあんまり聞いたことがないけど、どんな感じなんだろう?

コネ姉さん: モザンビークでは小規模漁業が漁業セクターの主体で、2022年の総漁獲量のうち約95%が小規模漁業によるものだったの。全体の漁業従事者数は約39万7,688人、そして「漁業センター」と呼ばれる漁船の停泊や保管場所が1,600カ所もあるのよ。

ボス: ふむ…それだけ多くの人が小規模漁業に従事しているとは驚きだな。漁業が生活の一部になっているということだな。

コネ姉さん: そうね。小規模漁業の従事者は、漁船を使う人もいれば、漁具だけで漁をする人、さらには船大工や魚の行商なども含まれているの。そして、漁業が特に盛んな地域は、北部や中部の州、例えばナンプラ州やザンベジア州が中心なの。

セカくん: そうなんですね。じゃあ、養殖業はどうなんですか?最近、養殖業が注目されてるって聞いたことがあるっす。

コネ姉さん: 養殖業も調査の対象になっていて、全国で約1万2,899件の養殖設備が確認されたの。でも、養殖業はまだ商業化の初期段階で、自家消費や小規模養殖がほとんどを占めているのよ。商業目的で行われているのは、全体のわずか2.2%に過ぎないわ。

ボス: ふむ…養殖業はまだ成長の余地が大きいということか。特に商業化が進めば、地域経済にも良い影響を与えるかもしれんな。

セカくん: これからモザンビークの漁業や養殖業がどう発展していくのか、注目ですね!商業化が進むことで、地域経済の発展にもつながりそうで、ワクワクするっす!

コネ姉さん: そうね、セカくん。これからの動きが楽しみだわ。モザンビークの漁業がどのように発展していくのか、私たちもしっかりと見守っていきましょう!

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”

日本産水産物、ブラジル向け輸出手続きの落とし穴

日本産水産物、ブラジル向け輸出手続きの落とし穴

日本産水産物のブラジル向け輸出に取り組む事業者が増える中、現地インポーターとの連携は重要だ。輸出手続きの過程では、注意しておかなければインポーターとトラブルになりかねない「落とし穴」がある。ブラジル向けに日本産水産物など […]

台湾、日本産食品の輸入規制撤廃を公表

台湾、日本産食品の輸入規制撤廃を公表

台湾の衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)11月21日、「輸入検査停止とする日本産食品の品目およびその生産・製造地域」を同日付で撤廃することを公表した。TFDAは9月1日に同規定の撤廃案を公表し、60日間の意見公募を行っ […]

英EU間の農産物貿易円滑化に向けたSPS協定の交渉開始

英EU間の農産物貿易円滑化に向けたSPS協定の交渉開始

英国のエマ・レイノルズ環境・食料・農村地域相は11月19日、英国・EU間の衛生植物検疫措置(SPS)協定交渉が同日開始されたと発表した。英国食品飲料連盟(FDF)の投資サミットにおける基調講演で言及した。 引用元 JET […]