米国国務省は7月28日、日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)の共同声明を発表(日本語)した。翌7月29日には、クアッド外相会合の共同声明を発表(日本語)した。いずれの会合も東京で開催された。アントニー・ブリンケン国務長官は7月25日~8月3日にかけて、日本や東南アジアなどを訪問している。

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セカくん: ブリンケン長官が日本で日米2+2やクアッド外相会合に参加したんですね!どんな内容が話し合われたんですか?
コネ姉さん: そうね、セカくん。まず、日米2+2には米国側からブリンケン長官とオースティン国防長官、日本側から上川陽子外相と木原稔防衛相が参加したわ。共同声明では、中国が政治的、経済的、軍事的な威圧を用いていることや、軍事転用され得る技術の流出防止のため、輸出管理を強化していることが指摘されたの。また、日米両国の経済・技術面での協力を強化することも確認されたわ。
ボス: ふむ…中国に対する姿勢がはっきり示されているな。他にはどんな内容があるんだ?
コネ姉さん: そうね。米国は在日米軍をインド太平洋軍司令官隷下の統合軍司令部として再構成する意図を示したの。そして、技術的優位性を維持し、経済的依存関係の武器化に対抗するための経済安全保障の取り組みで協力していることも明記されたわ。
セカくん: クアッド外相会合ではどんな話し合いがあったんですか?
コネ姉さん: クアッド外相会合には、ブリンケン長官、上川外相、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相が参加したの。共同声明では、インド太平洋地域の持続可能な開発、安定および繁栄を支援するための協力を確認したわ。特に、重要・新興技術、サイバーセキュリティー、気候変動などでの協力を再確認したのよ。
ボス: ふむ…ASEANとの協力も強化されるようだな。
コネ姉さん: その通りね。「インド太平洋に関するASEANアウトルック」を通じたASEANとの協力を強化することも記載されているの。そして、信頼され安全で強靱な電気通信ネットワークの発展の重要性についても話し合われ、サプライヤーの多様化やオープン無線アクセスネットワーク(RAN)の推進が確認されたわ。
セカくん: 次回のクアッド首脳会合や外相会合の予定も決まっているんですね。これからの動きに注目していきましょう。