英国のレイチェル・リーブス財務相は7月29日、議会下院に対し政府の歳出状況について説明した。同氏は7月8日に行った演説で、保守党政権時代から引き継いだ歳出について評価を行い、結果を議会に対して提出するとしていた。
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セカくん: レイチェル・リーブス財務相が英国の政府歳出について議会下院で説明したんですね!具体的にどんな内容だったんですか?
コネ姉さん: そうね、セカくん。リーブス氏は前政権下での歳出について評価を行い、約220億ポンドの歳出が財政的な裏付けなしに公約されていることが明らかになったわ。具体的には、ルワンダへの不法移民の移送計画や新たな教育資格の導入、病院の新設プログラムなどが挙げられているのよ。
ボス: ふむ…そのためにどのような対策が取られたんだ?
コネ姉さん: リーブス氏は「難しい決断」としつつ、これらの政策の撤回や見直しを発表したの。それにより、2024年度には55億ポンド、2025年度には81億ポンドの歳出削減につながるとされているわよ。
セカくん: それでも、公的機関のストライキで何十億ポンドもの損失が出ているんですね。それに対してどんな対応がされたんですか?
コネ姉さん: 公的機関の従業員に対しては、平均で5.5%の賃上げを行うことが発表されたわ。また、今後の財政政策の方針として、歳出の見直しを隔年で実施することや、10月30日に新政権の財政計画を発表することも発表されたのよ。
ボス: ふむ…税制に関する変更もあるようだな。どんな変更があるんだ?
コネ姉さん: 私立校へのVATおよびビジネスレートの優遇措置の撤廃、石油・ガス企業に対する超過利潤税の変更、非居住者向け税制に関するものが含まれているわ。私立校へのVAT免除措置は2025年1月1日から、ビジネスレートの優遇措置はイングランドのみで2025年4月から撤廃される予定よ。
セカくん: 超過利潤税についても変更があるんですね。これはどうなるんですか?
コネ姉さん: 現行の35%から38%への増税が2024年11月1日から導入され、期間も2030年3月末まで延長されるわ。これにより、石油・ガス企業の超過利潤に対する税負担が増えることになるの。
ボス: ふむ…かなり多岐にわたる変更があるんだな。これからの英国の財政状況がどう変わっていくのか、注目だな。
セカくん: そうですね!これからの動きに注目して、英国の財政政策がどう進んでいくのかを見守りましょう。