ネタニヤフ首相が米議会で演説、両国の団結を訴え

ネタニヤフ首相が米議会で演説、両国の団結を訴え

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7月25日、米国連邦議会上下両院合同会議で演説を行った。ネタニヤフ首相の米国連邦議会での演説は4回目で、英国のウィンストン・チャーチル元首相の3回を上回り、外国首脳としては過去最多になった。ネタニヤフ首相は冒頭、「中東ではイランのテロの枢軸と対峙(たいじ)しているが、勝利するには米国とイスラエルが団結しなければならない」と訴えた。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: ネタニヤフ首相が米国連邦議会で演説したんだね。どんな内容だったの?

コネ姉さん: そうね、ネタニヤフ首相は4回目の演説で、外国首脳としては過去最多になったの。冒頭でイランのテロの脅威に対抗するために米国とイスラエルの団結を訴えたわ。特に、ハマスによる2023年10月7日の襲撃を真珠湾攻撃や9.11テロと同じく不名誉な出来事として語り継がれるだろうと述べたの。

ボス: ふむ…バイデン大統領への感謝も述べたんだな?

コネ姉さん: そうね、人質救出とイスラエルへの支援についてバイデン大統領に感謝していたわ。また、ガザでの民間人の犠牲についても言及し、イスラエルにとって民間人の死は悲劇だが、ハマスにとっては戦略だと主張していたの。

セカくん: 具体的にどんな対策を考えているの?

コネ姉さん: ネタニヤフ首相は、ハマスが降伏し武装解除して人質を全員返せばガザでの戦争は終わるが、そうしない場合には戦い続けると述べたわ。ガザの統治については、非武装化と脱過激化を目指しているの。

ボス: ふむ…ヒズボラに関しても言及があったのか?

コネ姉さん: そうね、イスラエル北部の市民が避難している状況に触れ、故郷に戻すために全力を尽くすと述べたわ。必要であれば、全面戦争の可能性も示唆していたの。

セカくん: トランプ前大統領のアブラハム合意についても触れていたね。

コネ姉さん: そうね、トランプ前大統領のリーダーシップやゴラン高原の主権承認、米国大使館のエルサレム移転について感謝の意を表していたわ。

ボス: ふむ…これからの米国とイスラエルの関係にも注目だな。

セカくん: そうだね!中東の情勢がどう変わっていくのか、これからも注目していこう。

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”

アフリカビジネス協議会、TICAD9へ向け民間セクターから提言

アフリカビジネス協議会、TICAD9へ向け民間セクターから提言

アフリカビジネス協議会(JBCA)は7月1日、第3回本会議を開催した。武藤容治経済産業相、藤井比早之外務副大臣、日本経済団体連合会からアフリカ地域委員会委員長の大橋徹二氏と加留部淳氏、経済同友会から岩井睦雄筆頭副代表幹事 […]

イスラエル、イエメンのフーシ派拠点を空爆

イスラエル、イエメンのフーシ派拠点を空爆

イスラエル国防軍(IDF)は7月6日深夜から7日未明にかけて、イエメンにおけるフーシ派の拠点に対して大規模な空爆「ブラック・フラッグ作戦」を実施した。IDFによると、約20機の戦闘機が出動し、50発以上の精密誘導兵器を用 […]