ベトナム政府は7月19日、共産党最高指導者のグエン・フー・チョン書記長が首都ハノイ市内の病院で、老衰と病気のため死去したと発表した。80歳だった。前日の18日には、チョン氏が病気療養に専念するため、トー・ラム国家主席に党の中枢業務の権限を委譲することが報じられていた。
記事を”読む”
国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)とブータン政府は10月22~24日、南アジア東部地域の4カ国(インド、バングラデシュ、ネパール、ブータン)の連結性向上に向けたワークショップをブータン西部のパロで開催した。同イ […]
インドの一般消費者に向けて日本のアニメをPRするイベント「メラ!メラ!アニメジャパン!!(MMAJ)」がジェトロの後援で9月28~29日、首都ニューデリーで初めて開催された。主催者は複数の日系企業関係者によって構成したM […]
ジェトロは10月17日、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)山東省濰坊(イホウ)市委員会(濰坊市CCPIT)と共催で、同市で初となる対日投資セミナーを開催した。対日投資に関心のある中国企業15社が参加した。 同セミナーで […]
コネ姉さん: ベトナム共産党の最高指導者、グエン・フー・チョン書記長が亡くなったんですわね。80歳でしたわ。
ボス: ふむ、チョン氏は長い間ベトナムの政治を牽引してきた重要な人物だ。書記長としての任期が異例の3期目だったのも、その影響力を物語っているな。
セカくん: そうですね。彼は反汚職運動を強力に推進し、多くの党幹部や政府高官を処分・逮捕しました。これは党の近代化を目指す姿勢を示していますね。
ボス: 汚職防止中央指導委員長として、自ら反汚職運動を主導したんだ。徹底した姿勢で党内のクリーンアップを図ったが、その一方で党内の権力闘争を招いたとも言われている。
セカくん: 2021年からの指導部体制下で、就任した政治局員のうち7人が辞任または解任に追い込まれたのも、その反汚職運動の影響でしょうかね。
ボス: そうだな、チョン氏自身は清廉で規範的な指導者と評価されていたが、その徹底した反汚職運動は党内に多くの敵を作ったことも事実だ。
コネ姉さん: 面はトー・ラム国家主席が書記長の職務を代行することになるわね。彼も汚職捜査に関わってきた人物だから、今後の動向が注目されるわ。
セカくん: ラム氏が書記長職務を引き継ぐ中で、スムーズな体制移行が望まれますね。しかし、一部の識者は専制的な統治への懸念も示しています。
ボス: その通りだ。ラム氏は公安相としての経験が長く、強権的な統治スタイルを持っているかもしれない。今後のベトナムの政治情勢に注視が必要だ。
セカくん: 国葬が25日と26日に行われるということで、ベトナム国内の公的機関や公共の場所で半旗が掲揚され、娯楽活動が停止されるんですね。
コネ姉さん: れからのベトナムの指導体制がどうなるか、そしてチョン氏の遺志がどのように受け継がれるか、非常に重要な時期ですわね。