ブラジルのサンパウロ州政府は7月23日、サンパウロ州上下水道公社(Sabesp)の民営化が完了したと発表した。Sabespはブラジル最大の水道事業者で、サンパウロ市を含む375の自治体、約3,000万人に上下水道サービスを提供している。今回の民営化は2段階に分けて実施された。

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セカくん: ブラジルのサンパウロ州政府がサンパウロ州上下水道公社(Sabesp)の民営化を完了したんですね。これは大きなニュースですね。
コネ姉さん: Sabespはサンパウロ市を含む375の自治体、約3,000万人に上下水道サービスを提供している最大の水道事業者だから、その民営化は注目に値するね。
今回の民営化は2段階で行われたってことですね。6月には「リファレンス株主」としてエクアトリアルが選定され、7月には個人投資家や投資ファンドに向けた公募が行われたんです。
ボス: ふむ、エクアトリアルは株式の15%を取得し、経営審議会メンバーの3分の1および会長を指名する権利を得たんだな。ただし、2029年12月までは株式を売買できない条件だ。
コネ姉さん: 続いて7月の公募で、17%の株式が個人投資家やファンドに売られたわけね。その結果、州政府の保有率は50.3%から18.3%に減少し、147億レアルの資金調達に成功したのね。
セカくん: 州政府は、この資金を使って2029年までに農村や貧困地区への上下水道サービスを普及させる計画なんですね。これが民営化の主な目的だったんですね。
ボス: そうだな、ナタリア・レゼンデ環境・インフラ・物流局長も、株式の保有率を下げることで料金の引き上げを抑えつつ、得られた資金を活用すると説明している。これは重要な点だ。
セカくん: Sabespの株式公募で得た資金の一部は「サンパウロ上下水道サービス普遍化支援基金(FAUSP)」へ拠出されるんですね。これで上下水道サービスの普及が進むといいですね。
コネ姉さん: これで、サンパウロ州内の多くの人々が清潔な水と適切な下水処理の恩恵を受けられるようになるわね。今後の進展が楽しみだわ。
セカくん: 民営化による資金調達と、それを用いたインフラ整備で、サンパウロ州全体の生活環境が向上することを期待したいですね。