第2四半期のCPI上昇率は前年同期比4.39%、食品やエネルギーが高騰

第2四半期のCPI上昇率は前年同期比4.39%、食品やエネルギーが高騰

ベトナム統計総局は6月29日、2024年第2四半期(4~6月)の消費者物価指数(CPI)上昇率(推計値)を前年同期比4.39%と発表した。2023年1月に4.89%まで高騰したCPIは、エネルギー価格の一服や景況感の悪化などを背景に下落し、2023年6月には2.0%となった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: ベトナムの2024年第2四半期のCPIが前年同期比4.39%ってニュース、びっくりっすね!特にどの品目がCPIの上昇に寄与しているんですか?

コネ姉さん: そうね、セカくん。特に食品・飲食業と住居(費)・建築材がCPIを大きく押し上げているの。食品・飲食業のCPI上昇率は4.48%で、穀物価格の高騰や消費者需要の増加が原因よ。インドがコメ輸出を禁止した影響で、国内のコメ価格も上がっているの。

ボス: ふむ…住居(費)・建築材も5.62%上昇しているようだが、これも猛暑の影響が大きいのか?

コネ姉さん: そうですね、ボス。猛暑による水道と電力の需要増加や、2023年の電気料金引き上げが主な要因です。また、交通も4.28%上昇していて、燃料価格や航空運賃の高騰が影響しているわ。

セカくん: でも、コアCPIは2%台後半を保っているってことは、基本的な物価は比較的安定しているんですね。

コネ姉さん: その通り、セカくん。コアCPIは変動が大きい食品とエネルギー、政府が価格調整を行う品目を除いたもので、比較的安定しているの。

ボス: 政策金利についてはどうなるんだ?中央銀行は据え置きの方針か?

コネ姉さん: シンガポール系のユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、コアCPIの低位を踏まえて、ベトナム国家銀行が2024年末まで政策金利を据え置く可能性が高いと予想しているわ。現在のディスカウントレートは年3.0%、リファイナンスレートは年4.5%ね。

セカくん: なるほど、政策金利が据え置かれる可能性が高いんですね。これからの経済動向に注目していきたいっす!

コネ姉さん: そうね、セカくん。今後の経済状況をしっかり見守っていきましょう。

ボス: まあ、仕方ないな。次のニュースも楽しみにしているぞ。

セカくん: 次のニュースも楽しみっすね!

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