ベトナム統計総局は6月29日、2024年第2四半期(4~6月)の消費者物価指数(CPI)上昇率(推計値)を前年同期比4.39%と発表した。2023年1月に4.89%まで高騰したCPIは、エネルギー価格の一服や景況感の悪化などを背景に下落し、2023年6月には2.0%となった。
記事を”読む”
第7回「中国国際輸入博覧会(CIIE、上海輸入博)」が11月5~10日に上海市の国家会展中心で開催された。 ジェトロはJAPAN MALL事業の取り組みの一環として、ジャパンパビリオンを設け、「ペットと暮らすNature […]
スイスの国際経営開発研究所(IMD)は11月14日、8回目となる世界デジタル競争力ランキング2024を発表した。前年3位だったシンガポールが1位となり、続くスイスは前年の5位から2位に上昇した。前回首位だった米国は4位に […]
山形大学とオランダのTNOホルストセンターは11月13日、サステナブルエレクトロニクス分野でイノベーションを推進することを目的として、包括連携協定を締結した。同協定締結は、ジェトロが9月に実施した「地域エコシステムへの外 […]
セカくん: ベトナムの2024年第2四半期のCPIが前年同期比4.39%ってニュース、びっくりっすね!特にどの品目がCPIの上昇に寄与しているんですか?
コネ姉さん: そうね、セカくん。特に食品・飲食業と住居(費)・建築材がCPIを大きく押し上げているの。食品・飲食業のCPI上昇率は4.48%で、穀物価格の高騰や消費者需要の増加が原因よ。インドがコメ輸出を禁止した影響で、国内のコメ価格も上がっているの。
ボス: ふむ…住居(費)・建築材も5.62%上昇しているようだが、これも猛暑の影響が大きいのか?
コネ姉さん: そうですね、ボス。猛暑による水道と電力の需要増加や、2023年の電気料金引き上げが主な要因です。また、交通も4.28%上昇していて、燃料価格や航空運賃の高騰が影響しているわ。
セカくん: でも、コアCPIは2%台後半を保っているってことは、基本的な物価は比較的安定しているんですね。
コネ姉さん: その通り、セカくん。コアCPIは変動が大きい食品とエネルギー、政府が価格調整を行う品目を除いたもので、比較的安定しているの。
ボス: 政策金利についてはどうなるんだ?中央銀行は据え置きの方針か?
コネ姉さん: シンガポール系のユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、コアCPIの低位を踏まえて、ベトナム国家銀行が2024年末まで政策金利を据え置く可能性が高いと予想しているわ。現在のディスカウントレートは年3.0%、リファイナンスレートは年4.5%ね。
セカくん: なるほど、政策金利が据え置かれる可能性が高いんですね。これからの経済動向に注目していきたいっす!
コネ姉さん: そうね、セカくん。今後の経済状況をしっかり見守っていきましょう。
ボス: まあ、仕方ないな。次のニュースも楽しみにしているぞ。
セカくん: 次のニュースも楽しみっすね!