中国の財政部と税関総署、税務総局は6月28日、CEPA(中国本土と香港、中国本土とマカオの経済連携緊密化取り決め)の関連規定の改定に基づき、香港特別行政区とマカオ特別行政区から中国本土に持ち込む携帯品に対する免税の上限金額を引き上げたことを公表した。


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セカくん: 中国の財政部と税関総署、税務総局が、香港とマカオから中国本土に持ち込む携帯品の免税上限を引き上げたって聞いたんですけど、これはどういう内容なんですか?
コネ姉さん: そうよ。2023年6月28日に発表されたこの改定では、18歳以上の中国本土から香港やマカオに訪れる人が取得した個人的な携帯品について、免税の上限金額が引き上げられたの。具体的には、従来の5,000元から1万2,000元に引き上げられたわ。
ボス: ふむ…これはかなりの引き上げだな。具体的にはどんな携帯品が対象になるんだ?
コネ姉さん: 個人的に使用する携帯品全般が対象よ。例えば、香港やマカオで購入した衣類、電子機器、日用品などが含まれるわ。
セカくん: それに、口岸の免税店での購入品も対象ですよね?
コネ姉さん: その通り。口岸の免税店で購入した品については、合計1万5,000元以下ならば免税になるの。今回の改定は、羅湖、福田、深セン湾などの主要な6カ所の口岸で7月1日から適用されており、8月1日からは広東省と香港・マカオ間の全ての口岸で適用されるの。
ボス: 「第二線」を経由して合作区から中国本土へ入境する場合の免税対象についても教えてくれ。
コネ姉さん: 横琴広東・マカオ深度合作区の場合、「第二線」を経由して合作区から中国本土へ入境する場合も、今回の免税措置が適用されるわ。この合作区は広東省とマカオの共同管理体制で運営されている特別区域なの。
セカくん: この改定の背景にはどんな意図があるんですか?
コネ姉さん: この改定の意図は、香港やマカオとの経済的な結びつきを強化し、観光や消費を促進することにあるの。また、広東省と香港・マカオ間の流動性を高めることで、地域経済の発展を支援する狙いがあるわ。
ボス: なるほど、これは経済的な効果も大きいだろうな。
コネ姉さん: その通りね。特に香港やマカオからの観光客やビジネス客にとって、今回の改定は大きなメリットとなるわ。地域経済の活性化に寄与することが期待されているの。
セカくん: 僕もこの改定の影響を注目していきます!