【先入観を捨てた海外初挑戦】「無理」を「可能」に変えた。物流のスタンダードを創る海外挑戦|株式会社石井

創業約80年、神奈川県厚木市で縫製加工業を営む株式会社石井。代表就任から10年間、あえて「チャレンジを避けてきた」と語る代表の石井様が、なぜ今、未知の領域である海外展開へと舵を切ったのか。そこには、「とりあえずやってみる」というマインドの変化と、オンラインを通じて出会ったモンゴル市場での意外な手応えがありました。言語の壁や社内体制といった中小企業ならではの課題に直面しながらも、リスクを取って飛び込んだことで見えてきた「日本製品の新たな可能性」と、社員のモチベーションに火をつけた海外挑戦の裏側を伺います。

この記事でわかること(要点)

  • ・先入観を捨てる。モンゴルで発見した意外な需要
  • ・「まずやる」が鍵。固定観念を破る決断の重要性
  • ・海外展開で変わる社員の意識

株式会社石井
創業
76年(2026年現在)
事業内容
縫製加工業(物流を支えるツールやシート等)
海外の輸出状況(取材当時)
なし

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インタビューの全編は下記の動画でご覧いただけます


インタビュー:海外進出を決意した背景

Q. まずは会社の概要と、海外進出を考えたきっかけを教えていただけますか?

A. 弊社は創業約80年、厚木市でミシンを使った縫製加工業を営んでいます。現在は冷凍トラック用の断熱扉や保冷カーテンなど、物流向けの省エネ商品をオーダーメイドで製造しています。
海外進出のきっかけは、代表になって10年、ずっとチャレンジを避けてきた自分を変えたいと思ったことです。「あえてやらない」と決めていたものに目を向け、リスクを取って挑戦しようと考えていたタイミングで、セカイコネクトの「世界とつながる」というキャッチコピーを目にし、連絡をしました。

Q. これまで海外からの問い合わせや、進出の検討はあったのでしょうか?

A. 全くありませんでした。お声がけをいただいたこともありましたが、ハードルの高さや、日本特有の製品が海外で通用するのかという不安、先入観があり、頭にはありませんでした。


サービス導入の経緯

Q. 数ある中で、弊社のサービスを選ばれた理由は何でしたか?

A. オンラインでの面談を通じて、担当者の方の熱意と思いを感じたことが一番の理由です。「この人たちとなら、一緒にやってみてもいいかな」と思えました。
導入にあたって、言語の問題や「誰が担当するのか」といった課題はありましたが、考えすぎるのをやめて「とりあえずやってみよう」というマインドで走り出しました。


海外企業との商談で得た「意外なニーズ」と手応え

Q. 実際に1年間取り組まれて、どのような国と商談をされたのでしょうか?

A. タイ、ベトナム、そしてモンゴルです。正直、モンゴルから引き合いが来たときは「なぜ?」と驚きました。自分たちの先入観で「こんな国にニーズはないだろう」と思い込んでいたことが、いかに間違いだったかを痛感しましたね。実際に話をしてみると非常に強いニーズがあることが分かり、メーカーとして自信に繋がりました。

Q. モンゴルではすでに具体的な実績も出始めていると伺いました。

A. はい、現地を訪問し、販売店契約を締結しました。モンゴルは食料や車を輸入に頼っており、今後さらに物流の重要性が高まる国です。しかし、物流課題を解決する現地企業がいなかった。そこに弊社の製品がマッチしたんです。現在はデモ品を納入し、現地のスタンダードを構築していくための第一歩を踏み出したところです。


海外ビジネスの「違い」と直面している課題

Q. 実際に進める中で感じた苦労や、改善してほしい点はありますか?

A. 私は一人で対応しているため、毎回のミーティング後の議事録やレポートがあれば、社内への共有がよりスムーズだったと感じています。また、輸出実務に関する知識が不足しているため、そうしたノウハウの手引きがあればさらに助かりました。

Q. 同じように海外進出を迷っている企業へメッセージをお願いします。

A. 一言で言えば「やってみなきゃわからない」ということです。思い込みで「無理だろう」と決めてしまうのはもったいない。世界に出れば新たなニーズや発想に出会えます。
また、海外で自社製品が求められているという事実は、社員のモチベーションにも直結します。「日本だけじゃないんだ」と思えることは、会社にとって非常に大きなプラスになります。


まとめ:先入観を捨て、飛び込むことで開ける中小企業の未来

  • 先入観を捨てて「飛び込む」勇気。モンゴルという意外な市場で見つけたブルーオーシャン
  • 「やってみなきゃわからない」。代表の挑戦する姿勢が、会社の新たな知見と自信を生む
  • 社内モチベーションの向上。世界に求められる喜びが、伝統ある工場に新しい風を吹き込む

COUXU社の見解

石井様が語られた「10年間避けてきたチャレンジへの決意」は、多くの中小企業経営者様が抱える葛藤そのものだと思います。今回、モンゴルという意外な市場でニーズを発掘できたのは、石井様が「先入観」という壁を取り払い、フラットな視点で世界と向き合った結果です。
「1人で対応するリソースの限界」という課題に対しても、私たちが事務的なレポート作成や実務情報の提供をより強化することで、経営者様が本来集中すべき「ビジョンの構築」に時間を使えるよう、伴奏支援をし、物流のスタンダート構築に向けて並走していきます。
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