メキシコのマルセロ・エブラル経済相は4月24日の記者会見で、クラウディア・シェインバウム大統領の任期中に実施予定の対メキシコ投資額が2,980億ドルに上る見込みとの政府の独自調査結果を発表した。同調査結果によると、全国32州に合計1,937件のプロジェクトが計画されているという。


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コネ姉さん:メキシコの投資見込み額2,980億ドル、これはインパクトありますわね。製造業やインフラ分野で1,900件超のプロジェクトが動いているのは、まさに“ニアショアリング”の地政学的恩恵を示してるわ。
セカくん:すごいっすね!でもトランプ大統領の動向で企業が撤退するかもって噂もあるのに、実際は中止ゼロって、ほんとに大丈夫なんすか?
ボス:ふむ…IMFはマイナス成長を予測してるじゃないか。それでいて投資がこれだけあるって、少し矛盾してるようにも見えるな。
コネ姉さん:大統領自身もIMF予測に反発してましたわね。米国の関税政策がまだ不透明で、投資予測が反映されていないという主張は理にかなってますの。
セカくん:北部の州に集中ってことは、アメリカ市場との近さがやっぱり強みってことっすよね!USMCAの効果も出てるってことっすか?
ボス:だが、446件も課題を抱えてるとはな。インフラや環境の問題をどうするのか、それ次第だろう。
コネ姉さん:その通り。政府は省庁間の調整で支援を急いでるようだけど、現場対応がボトルネックになりやすい分野ですわね。
セカくん:でも省庁が横断で対応するって、前向きな姿勢っすよね!企業からすると、計画が止まらないような安心感あるっす。
ボス:飲料大手のモデロ以外、企業名が出てないのはちょっと不安だな。数字だけじゃなくて中身も見たいところだ。
コネ姉さん:確かに透明性は今後の信頼構築に重要ですわ。ただ、ここまで大規模な投資動向を発信したのは、企業や市場への強いメッセージとも言えるわね。
セカくん:ってことは、今は“投資の仕込み期”ってことっすね!日系企業もこのタイミングで入っておくべきっすかね?
ボス:ふむ…近くて輸送も早い。メキシコの地理的優位性はやはり強いというわけだな。
コネ姉さん:まさにその通り。不確実な国際情勢下でも、着実に準備を進める国こそが投資先として評価される。メキシコの今後、目が離せませんわね。