ウクライナ国家統計局の発表(2月14日)によると、2024年の輸出額は417億3,310万ドル(前年比15.3%増)で、3年ぶりに増加を記録した。輸入は707億5,120万ドルと前年比11.3%増で、2年連続の増加だった。貿易収支は290億1,810万ドルで、大幅な貿易赤字となった。

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コネ姉さん:ウクライナの貿易データを見ると、2024年は輸出入ともに増加したものの、大幅な貿易赤字が続いているのね。特に穀物や鉱石などの輸出が増えた一方で、電気機械や航空機の輸入が急増しているのが特徴的だわ。
セカくん:輸出が増えたのはいいことっすけど、それ以上に輸入が増えてるから貿易赤字が大きくなってるんすね。ウクライナって戦争の影響で経済が厳しいはずなのに、なぜ輸入が増えてるんすか?
ボス:ふむ…確かに戦時中なのに輸入が増えているのは意外だな。特にドローンや航空機の輸入が約2倍に増えたというのは、やはり軍事目的の影響が大きいのか?
コネ姉さん:その可能性はあるわね。戦争によるインフラの損傷や生産能力の低下を補うために、ウクライナは電気機械や輸送機器を多く輸入しているの。軍事関連の調達も含まれていると考えられるわね。
セカくん:なるほどっす!輸出で伸びた品目を見ると、穀物がやっぱり重要なんすね。エジプトやインドネシア、チュニジア、アルジェリア向けが大幅に増えてるってことは、新しい市場を開拓してるってことっすか?
コネ姉さん:そうね。ウクライナの穀物は以前からEU向けが多かったけれど、最近は中東やアジア、アフリカ市場への輸出が急増しているの。特にアルジェリア向けは前年比34倍と大きく伸びているわ。
ボス:ふむ…ウクライナの貿易相手国を見ても、EUが引き続き最大の輸出先だけど、シェアが少し下がっているのはその影響かもしれんな。
セカくん:そうっすね!でも日本との貿易はどうなんすか?ウクライナから日本への輸出は増えてるんすかね?
コネ姉さん:日本向け輸出は8.1%増えているわね。特にアルミニウム製品が70.4%増加していて、日本の金属関連産業にとっては重要な輸入源になっているのよ。ただ、穀物は25.1%減っているわ。
ボス:ふむ、アルミニウムは増えているが、穀物は減少か…ウクライナ産の農産物はもっと日本市場で活用できそうな気がするがな。
セカくん:逆に、日本からウクライナへの輸出はどうなんすか?どんなものが売れてるんすか?
コネ姉さん:日本からの輸出では、自動車などの輸送機器が最大だけど、9.6%減少しているわ。その一方で、ボイラーや機械類が49.1%増えているの。戦時下でのインフラ整備や復興需要が背景にあるのかもしれないわね。
セカくん:復興需要か!戦争が終わった後、日本企業にとってウクライナ市場はチャンスがありそうっすね!
ボス:ふむ…まだ先の話かもしれんが、今のうちからウクライナの経済動向を把握しておくのは悪くないな。