ASEAN事務局(本部:ジャカルタ)は9月17日、ラオスの首都ビエンチャンで、第56回ASEAN経済相会合(AEM)を開催したと発表した。AEMでは、ASEANの経済成長について、2024年は4.6%、2025年は4.7%を見込んでいるとした。

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コネ姉さん: 第56回ASEAN経済相会合(AEM)がラオスのビエンチャンで開催され、ASEANの経済成長見通しや多くの重要なテーマについて議論が行われたわね。2024年の経済成長は4.6%、2025年は4.7%を見込んでいるとのことです。
セカくん: それって良い数字なんですか?ASEAN全体が成長するってことは、どんな要因が大きいんですかね?
コネ姉さん: 主に半導体や電子機器の回復が需要の主な牽引役になっているのですわ。それに加えて、デジタルやグリーン経済といった新しい分野の促進に力を入れることが、成長の加速につながると期待されています。ASEANは「世界経済の成長の中心地」としての潜在力を強化しようとしているわね。
ボス: ふむ…それで、物品貿易やサービス貿易なども議論されたようだが、何か大きな進展はあったのか?
コネ姉さん: ええ、特にASEAN中国自由貿易協定(ACFTA)3.0のアップグレード交渉が進展して、2024年内の実質合意を目指しているということですわ。また、ASEANとオーストラリア、ニュージーランドのFTA(AANZFTA)の改正議定書の発効も促進されています。それに、ASEAN物品貿易協定(ATIGA)のアップグレード交渉も進められていて、2025年第1四半期までに終了させる予定です。
セカくん: なるほど、ASEAN内での貿易をもっと活性化しようっていう動きですね。デジタル経済の話も進んでるみたいですけど、どんなことが決まったんですか?
コネ姉さん: 電子商取引とデジタル経済の分野では、ASEANデジタル経済枠組み協定(DEFA)の交渉を2025年中に完了させることを期待しているわ。この協定が締結されれば、デジタル分野での統合が進み、デジタル経済の成長が一層加速されるでしょう。
ボス: ふむ…持続可能な成長に関しても何か議論があったようだな。特にカーボンニュートラル戦略など。
コネ姉さん: そうですわね。持続可能な成長を実現するために、循環型経済の要素をATIGAに統合する作業を続けているし、ASEANカーボンニュートラル戦略を監視するタスクフォースも設立する予定ですわ。これでASEAN全体としての持続可能な取り組みを強化し、地域の経済の持続性を高めることを目指していますの。
セカくん: すごいっすね!経済成長だけじゃなくて、環境もちゃんと考えてるんですね。これからのASEANがどう変わるのか楽しみです!