9月29日まで開催されていたボリビア最大の総合見本市「エキスポ・クルース(Expo Cruz)」には、主催者によると、31カ国が出展した。外国パビリオンの出展企業へのヒアリングから、ボリビア企業との貿易取引のヒントがわかった。
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コネ姉さん:ボリビア最大の総合見本市「エキスポ・クルース」では、31カ国が出展し、ボリビアの市場に多様な商品や技術が紹介されたの。米国、EU、ブラジル、アルゼンチン、ペルーなどが単独でパビリオンを設けたわ。
セカくん:おお、すごい!それだけ多くの国が参加してるんですね。ボリビアって、結構いろんな国が注目してるんですね!ちなみに、どんな分野が注目されてたんですか?
コネ姉さん:そうね、医療・健康機器なんかも注目されていて、ボリビアの企業HPメディカルも米国パビリオンに出展していたわ。この企業は輸入を手掛けているけど、ボリビア国内の外貨不足や固定為替相場制の影響で、商品の販売価格を上げざるを得ない状況にあると話していたわね。
ボス:ふむ…ボリビアは固定為替相場制を採用しているのか。それが企業にどんな影響を与えているのか気になるところだな。輸入品の価格が上がると消費者にも影響が出てしまうな。
コネ姉さん:その通りね。固定為替相場制だと、特に外貨不足が問題になることがあるの。輸入に必要な外貨が十分に手に入らないと、商品を輸入するコストが増えてしまい、結果として販売価格を引き上げる必要が出てくるわけね。
セカくん:そうかー、それで商品が高くなると、売る側も大変ですよね。でも、この見本市を通じて商品の良さを知ってもらいたいっていうのは、何とかして乗り越えようとしてる感じがするっすね。
ボス:経済の制約がある中で、それでも自分たちの商品を知ってもらおうとする努力は大したものだな。こういった見本市がビジネスの新たなチャンスを生むこともあるかもしれん。
コネ姉さん:そうね、見本市は国際的なビジネスの機会を作り出す絶好の場なの。例えば、今回の出展からも、ボリビア企業が外国の技術や商品にアクセスし、それを国内で広めることでボリビアの産業にも良い影響が生まれるかもしれないわ。
セカくん:なるほど、輸入品が多いってことは、ボリビア国内ではまだ生産できないものが多いってことですよね。それなら、こういう見本市で技術を導入して、いつかボリビアでも自分たちで作れるようになったらもっと良さそうだっすね!
ボス:確かにその通りだな。国内の産業育成と国際的なつながり、どちらも大事だ。この見本市がボリビアにとって長期的な成長に寄与することを期待したいところだ。