ネタニヤフ首相が国連総会で演説、イスラエル国防軍のヒズボラ空爆でナスララ師が死亡

ネタニヤフ首相が国連総会で演説、イスラエル国防軍のヒズボラ空爆でナスララ師が死亡

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は9月27日、国連総会で一般討論演説を行った。
イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相は冒頭、「多くの演説者が(イスラエルに対して)うそや中傷を浴びせているのを聞いて、真実を語るために来た」とし、「イスラエルは平和を切望しているが、われわれの消滅を狙う残忍な敵から自らを守らなければならない」と述べた。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:今回のニュースは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が国連総会での演説についてね。彼はイスラエルを取り巻く敵対勢力への対応について強く発言していたの。特にイランと、イランの影響下にあるハマスやヒズボラに対しての対抗姿勢が鮮明だったわ。

セカくん:なるほど!イスラエルがイランやハマス、ヒズボラに対してどうしてここまで強硬な態度を取るのか、それは安全保障のためってことですよね?

コネ姉さん:そうね、セカくん。ネタニヤフ首相は、イスラエルは平和を望んでいるけれど、消滅を狙う「残忍な敵」から自国を守る必要があると強調したの。特に、10月7日のハマスによる攻撃以降、イランの支援する複数の戦線で戦わざるを得なかったと話していたわ。

ボス:ふむ…イランが背後にいるということは、これはかなり広範な対立構造というわけか。ヒズボラに対しても、レバノンから攻撃されているとあったな。

コネ姉さん:そう、レバノンのヒズボラが10月8日からイスラエルへの攻撃を開始して、それによって北部から多くの住民が避難しているの。ネタニヤフ首相は、ヒズボラが攻撃を続ける限り、イスラエルはこの脅威を排除し、住民を安全に帰還させる権利があると述べたわ。

セカくん:そして、そのヒズボラの指導者であるハッサン・ナスララ師がイスラエルの空爆で殺害されたんですね。これはかなり大きなニュースですよね?

コネ姉さん:そうなの。イスラエル国防軍(IDF)はナスララ師がベイルートで攻撃を指揮していたところを精確な空爆で殺害したと発表したの。ネタニヤフ首相も、この殺害が北部住民の安全な帰還と、この地域のパワーバランスを変化させるために必要だったと述べているわ。

ボス:なるほど、これは攻撃を受けている中での防衛行動という側面も強いな。ところで、米国の反応はどうだったんだ?

コネ姉さん:米国のジョー・バイデン大統領はナスララ師の死亡について「多くの犠牲者に対する正義の措置だ」と述べ、イスラエルの自国防衛の権利を支持する姿勢を示したのよ。他方で、最終的にはガザやレバノンの紛争を外交的手段で沈静化させることが目的だと訴えていたわね。

セカくん:うん、バイデン大統領は戦争を支持するわけじゃなく、安定を目指してるんですね。でも、こういった強硬な状況下での外交的な解決って難しそう…。

コネ姉さん:そうね、確かに今の緊張状態では外交的手段による解決は簡単じゃないわ。ただ、地域の安定が一番の目標であることは間違いないし、どこかでその道を探す必要があるわね。

ボス:そうだな。戦争は多くの犠牲を伴うし、最終的には平和と安定が求められる。それにしても、イスラエルは自国防衛を強く打ち出しているな。

コネ姉さん:そう、イスラエルにとって安全保障は最優先だからこそ、こうした強い姿勢を見せているのよ。この地域でのパワーバランスがどう変わるのか、注視していく必要があるわね。

セカくん:確かに…複雑な状況ですが、平和的な解決への道が見つかることを願いたいですね。

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