バングラデシュでは、シェイク・ハシナ首相が辞任して1カ月が経過し、暫定政権下で経済の立て直しを進めている。政変の影響を受けた現地物流・通関の状況について、阪急阪神エクスプレスの石原直樹ダッカ駐在員事務所長に聞いた。概要は次のとおり。

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コネ姉さん: バングラデシュではシェイク・ハシナ首相の辞任から1カ月が経過し、現在は暫定政権下で経済の立て直しを進めているわね。政変や洪水の影響で、国内外の物流や通関にも大きな影響が出ているみたいですわ。
セカくん: そうなんだ!ダッカからチョットグラムに至る幹線道路の洪水被害も9月に入ってやっと回復してきてるけど、まだ完全には元通りじゃないってことだね。それに、チョットグラム港の混雑も解消されていないようだし…。
ボス: ふむ…チョットグラム港のコンテナ保管量は理想とされる3万TEUを大きく上回って4万TEUに達しているようだな。船舶の沖待ち時間も通常期より長く、国際的な物流の遅延が続いているのは問題だ。
コネ姉さん: そうね。特に日本向けの航空運賃が平時の3~5倍に高騰しているのは深刻ですわ。アパレル製品の納期遅延に対応するため、航空輸送の需要が高まっているけど、航空会社の減便や機材の小型化で貨物スペースの供給が減少しているのが原因みたいね。
セカくん: それは厳しい状況だね!運賃が高騰しているだけじゃなく、スペース自体の確保も難しくなっているのは、企業にとっても大きな問題だよ。特に、日本への輸出に影響が出ているね。
ボス: もともとバングラデシュからの海上輸送は中国や東南アジア諸国に比べてリードタイムが長い。今回の混乱で、サプライチェーン管理の重要性がさらに増したということだな。代替輸送の計画も必要だろう。
コネ姉さん: その通りですわね。物流企業にとっても、物流状況の定期的な確認や代替案の提案が重要な課題となっているわ。複合輸送や近隣国からの陸送経由の航空輸送など、柔軟な対応が求められているのよ。
セカくん: 今後の見通しとして、航空運賃の高騰や港湾の混雑が一時的な状況と見られているけど、収束時期は不透明なんだね。中東情勢の影響も続いているし、チョットグラム港からの接続港の状況も注意が必要だね。
ボス: まあ、こういった状況下では、どんな問題が起きても対応できるような事前の準備と柔軟な対応が重要だ。これでセッションは終了だ。