インド・ミャンマー両国の間では、インド北東部とミャンマー西部の物流をカラダン川でつなぐカラダン・マルチ輸送路計画が進んでいる。インドのコルカタ港からベンガル湾を渡りミャンマーのシットウェー港を経由し、ミャンマー西部を流れるカラダン川を活用した河川輸送と高速道路を組み合わせ、インド北東部のミゾラム州まで結ぶ計画だ。

WTOが4月16日に公表した貿易に関する報告書「世界貿易見通し」によると、2024年のアフリカの輸出量は前年比1.3%増、輸入量は同1.8%増だった。 同報告書では、2025年の世界の商品貿易量(輸出入平均)は、4月14 […]
2024年のベトナムの電子商取引(EC)市場は、活況を呈している。ベトナムのEコマース調査会社You Net ECI発行の「2024年第4四半期のECプラットフォーム収益レポート」によると、ショッピー(Shopee)、ラ […]
IMFは4月22日、最新の「世界経済見通し」(英語、日本語)を発表した。2025年の世界経済の成長率(実質GDP伸び率)は2.8%と、前回1月時点の予測(3.3%)から0.5ポイント下方修正された。 引用元 JETRO: […]
Copyright © セカイコネクト
セカくん: インドとミャンマーの間で進行中のカラダン・マルチ輸送路計画って、どんなプロジェクトなんすか?具体的にどんな効果が期待されるんすかね?
コネ姉さん: カラダン・マルチ輸送路計画は、インドのコルカタ港からミャンマーのシットウェー港を経由して、カラダン川を利用した河川輸送と高速道路でインド北東部のミゾラム州までを結ぶプロジェクトよ。この計画によって、物流の効率化と経済発展が期待されているわ。
ボス: ふむ、物流の効率化というのはどういうことだ?具体的なメリットは何かあるのか?
コネ姉さん: このプロジェクトによって、インド北東部とミャンマー西部の物流がスムーズになるの。これにより、インド北東部の物流アクセスが改善され、経済活動が活発になるわ。また、インド洋へのアクセスが向上することで、貿易の拡大も期待されるのよ。
セカくん: すごいっすね!でも、ミャンマー国内の内戦が影響しているって話もあるんすよね。それってどんな影響が出てるんすか?
コネ姉さん: そうね、内戦の影響で高速道路の建設が遅れているの。これがプロジェクト全体の進行を遅らせているけれど、計画自体は進んでいるわ。ミャンマーの安定が鍵になるわね。
ボス: なるほど。現在の貿易状況はどうなんだ?インドとミャンマーの間の輸出入の状況はどうなっている?
コネ姉さん: 2023年のインドからミャンマーへの輸出は約7億6,100万ドル、輸入は約10億2,200万ドルで、インドが2億6,100万ドルの入超になっているわ。主な輸出品は人髪と医薬品、輸入品は豆類などの農産物ね。
セカくん: 人髪ってすごいっすね。医薬品も多いんすね。でも、内戦の影響で軍用武器の輸出も増えてるってことなんすか?
コネ姉さん: そうなのよ。ミャンマー国内の内戦が影響して、軍用武器の需要も増えているのね。これは少し心配な部分ね。
ボス: ふむ、複雑な状況だな。だが、全体としてインドとミャンマーの貿易関係は重要だな。今後の展開がどうなるか注視する必要があるな。
セカくん: そうっすね。カラダン・マルチ輸送路計画が成功すれば、地域全体の発展にもつながるし、経済ももっと活性化しそうっす!