2029年までの続投が決まった欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長(2024年7月19日記事参照)は7月18日、今後5年間の政治指針を発表した。欧州理事会(EU首脳会議)が採択した戦略アジェンダ(2024年7月4日記事参照)に沿うかたちで競争力や防衛・安全保障の強化を最優先課題に位置付ける。


ジェトロは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーにおいて11月17~18日の2日間、日本産農林水産物を北米市場に紹介する商談ミッション型の展示会「バンクーバー企画展」を開催した。 同企画展は、ジェトロの北米日 […]
近年、オーストラリアでは、現地で起業した日本食レストランの出店が勢いを増している。ジェトロは12月5日、シドニー域内で15店舗を経営する現地飲食店企業DEVON GROUPで、日本式の丼を提供する「DOPA Donbur […]
ジェトロは12月12日、中国の青島日本人会・商工会と共催で、リドラ法律事務所の章啓龍代表弁護士を講師に、「2025年重要法令のアップデート」と題したセミナーを開催した。30人以上の進出日系企業関係者が参加した。 引用元 […]
Copyright © セカイコネクト
セカくん: ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が2029年まで続投決まったんですね!今後5年間の政治指針も発表されたみたいですけど、どんな内容なんですか?
コネ姉さん: そうね、セカくん。彼女は競争力や防衛・安全保障の強化を最優先課題に位置付けているわ。同時に、欧州型社会モデルの推進も掲げていて、欧州議会の右派・左派双方の要求に配慮した内容になっているのよ。
ボス: ふむ…競争力強化のためには具体的にどんな策が取られるんだ?
コネ姉さん: 競争力強化の柱としては、企業の規制対応負担の軽減と投資の促進が挙げられているわ。特に、欧州グリーン・ディールに関して「クリーン産業ディール」を新たに提案する予定なの。エネルギー集約型産業の脱炭素化を促進するために、規制の簡略化や許認可の迅速化も進めるわ。
セカくん: なるほど、それにエネルギー集約型産業やインフラへの投資も強化されるんですね。それにしても、脱炭素化技術やバイオ技術、AIにも力を入れるってことは、未来の技術に向けた大きな投資を考えてるんですね!
コネ姉さん: そうよ。欧州競争力基金を設置して、脱炭素化技術、バイオ技術、AIなどの戦略的な重要技術に投資する予定なの。でも、その財源については具体的な言及がなく、EU名義の共同債の発行についても触れられていないの。加盟国間での温度差があるから、基金設置に向けた協議は難航が予想されるわ。
ボス: なるほどな。技術開発が今後のEUの地位を決めるというのは分かるが、財源の問題は大きいな。どう解決していくのか注目だな。
セカくん: そうっすね!これからの動きに注目して、EUがどうやって競争力を強化していくのか見ていきましょう。未来の技術に向けた投資が成功すれば、EUの経済もさらに発展しそうですね!