中東進出日系企業、営業黒字の企業比率は3年連続で過去最高
ジェトロは12月11日、「2025年度 海外進出日系企業実態調査(中東編)」を発表した。中東8カ国に拠点を有する日系企業206社を対象にオンラインによるアンケート調査を実施し、とりまとめたもの。8カ国177社から有効回答を得た。
2025年の営業利益見込みについては、73.8%の企業が「黒字」と回答し、3年連続で過去最高を記録し、世界全体の割合(66.5%)を上回った。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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セカくん:
おおっ!中東の日系企業、黒字率73.8%って…過去最高っすか!?しかも世界平均より高いって、これ結構すごいっすよね?
コネ姉さん:
そうね、特にUAE・トルコ・サウジアラビアの黒字率が高く、日系企業の中東展開が着実に成果を上げてる証拠ね。市場の成長性と需要増加がカギだったみたいよ。
ボス:
ふむ…でも「競合激化」や「人件費の上昇」が悪化要因ともあるな。順調なだけでもなさそうだ。
コネ姉さん:
ええ、利益は出てるけど競争も激しくなってきてるという構図ね。中東市場の魅力が高まっている分、参入企業も増えてるのよ。
セカくん:
2026年の見通しも「改善」39.5%、「横ばい」52.1%って、9割が安定or成長ってことっすよね!これは事業拡大のチャンスありっす!
コネ姉さん:
特に製造業は改善見通しが45.5%と高いから、現地生産や輸出の動きが活発になる可能性があるわね。
ボス:
UAEやサウジの「拡大」意欲が高いのも興味深いな。インフラや開発が進んでるからか?
コネ姉さん:
その通り。UAEは物流・金融のハブ、サウジはビジョン2030による産業多角化政策で、日系企業にとっても大きな成長市場になっているの。
セカくん:
イスラエルも「拡大」が増えてるってのも注目っすね!テックとの連携とか進んでるんすかね?
コネ姉さん:
可能性は高いわ。スタートアップやセキュリティ分野での連携が進めば、日本企業の技術活用にも繋がるでしょうね。
ボス:
それにしても「現地企業とパートナーを組みたい」が58.1%か。やっぱり信頼できる現地パートナー探しが成功のカギってことだな。
コネ姉さん:
そうね。中東ビジネスは文化理解と関係構築が重要。現地企業との連携があると、規制対応や販路開拓でも強みになるのよ。
セカくん:
輸出増加も拡大理由ってことは、中東を生産拠点&輸出基地として見る企業も増えてるってことっすか?
コネ姉さん:
その通り。特に湾岸諸国は欧州・アフリカへのゲートウェイとしても注目されてるの。地理的メリットを活かした戦略が広がっているわね。
ボス:
なるほど…中東はもはや“リスクのある地域”というより、“成長を取りに行く地域”になってきたというわけだな。