エチオピア・アディスアベバ国際会議場で10月30日~11月2日の4日間、テキスタイル・アパレル展示会「アフリカ・ソーシング・アンド・ファッション・ウィーク(ASFW)」が開催された。メッセ・フランクフルトが主催し、アディスアベバ開催は11回目となった。


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セカくん:
アフリカ・ソーシング・アンド・ファッション・ウィークって初めて聞いたけど、120社も出展してるってすごいっすね!エチオピアがファッション製造拠点として再注目されてるのも驚きっす!
コネ姉さん:
そうね。賃金の低さと地政学的な変化が背景にあるわ。AGOA資格停止で一度は縮小したけど、他国への関税強化の影響で、エチオピアが再び有利になってきてるの。
ボス:
ふむ…昔はアフリカで服を作るって想像もできなかったが、今はもうそんな時代じゃないんだな。
コネ姉さん:
確かにそうですわね。労働コストだけでなく、EUや日本など多様な市場向けに供給する動きも進んでいて、サプライチェーンの多極化が鮮明になっていますわ。
セカくん:
しかもドイツやイギリス、韓国の政府系支援で零細企業も出展してるって、育成支援も本格的っすね!これは産業育成型のモデルにも見えるっす!
ボス:
それにしても、アメリカのAGOA停止ってそんなに影響大きかったのか?閉鎖までいったとはな…
コネ姉さん:
AGOAは関税ゼロで米国市場にアクセスできる制度だったから、失効による影響は深刻だったのよ。ただ、今は相互関税の関係で、エチオピアが相対的に有利になりつつあるのも事実ですわ。
セカくん:
それとEU向けの輸出は回復傾向にあるって、やっぱり政治的リスク分散で欧州企業も動いてる感じっすね!
ボス:
で、日本への関心があるってのは…本当か?なんかちょっと意外だな。
コネ姉さん:
高品質・高価格帯市場としての日本は、エチオピアにとってブランド価値を高めるターゲットになるの。既に欧州で実績がある企業にとって、日本市場参入は次のステップとして自然な流れですわ。
セカくん:
将来、日本企業がハワッサ工業団地とかに進出して、共同開発とかやったら面白そうっすね!エチオピアの高級革製品とか、日本市場にハマりそう!
ボス:
なるほどな…昔の「安かろう」のイメージだけじゃなくて、今は「育てて売る」戦略が必要なんだな。目の付け所が変わってきてるってわけだ。
コネ姉さん:
ええ、その通り。これからのアパレル・テキスタイル市場では、コスト、品質、倫理、全てをバランスよく備えた調達先が求められる時代。エチオピアはその候補の一つになっているのですわ。