世界の一流シェフが集う国際料理学会「サン・セバスチャン・ガストロノミカ(San Sebastian Gastronomika)」が10月6~8日にスペイン北部バスク州サン・セバスチャンで開催された。主催者発表によると、27回目となる今回は、48カ国から1万4,712人が来場し、会議には1,479人が出席、160社が出展した。


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コネ姉さん:サン・セバスチャン・ガストロノミカ、今年も盛況でしたわね。48カ国から約1万5,000人参加とは、まさに“世界の食の祭典”ですの。
セカくん:日本からも昆布の奥井海正堂さんが登壇したんすよね!昆布だしのプレゼンって、海外シェフにとって“うま味”を学ぶ貴重な機会っす!
ボス:ふむ、ヨーロッパで昆布のだしが注目されるとはな。昔はワインとチーズの国という印象だったが、変わったものだ。
コネ姉さん:ええ、バスク地方は“美食の都”。和食の哲学である「うま味」は、フレンチや地中海料理とも親和性が高いんですの。
セカくん:しかもマグロカツの試食ブースも話題になったらしいっす!粉末みそ×トリュフのスパイスって、和と欧の融合そのものっすね!
ボス:マグロをカツにするとは斬新だな。スペイン人にもウケそうだ。魚料理文化がもともと根付いているからな。
コネ姉さん:そうですわ。ラスパルマス港で日本の漁船が水揚げしたメバチマグロを使うなど、“日西連携”のストーリー性も評価されていますの。
セカくん:ジャパンブースを初設置したってのも大きいっすね!学生や若手シェフが日本食材を体験できる場になるなんて最高っす!
ボス:こうして日本食材が世界の厨房に浸透していくのは嬉しいことだな。和食の未来は明るいというわけだ。
コネ姉さん:ええ、今回のテーマは「伝統と革新の融合」。昆布やみそといった古来の食材が、国際ガストロノミーの中で新しい可能性を見せましたの。
セカくん:日本食材が世界シェフの創作に使われる時代っすね!“うま味外交”って言ってもいいかも!
ボス:ふむ、食で国を知ってもらう。これぞ文化交流の王道だな。
コネ姉さん:まさにそうですわ。ガストロノミカでの日本の存在感は年々高まっています。和食の進化は、もうグローバルなステージにありますのね。