世界的なエネルギー展示会「ガステック」がミラノで開催、今後のエネルギー動向把握に関心

世界的なエネルギー展示会「ガステック」がミラノで開催、今後のエネルギー動向把握に関心

天然ガスや液化天然ガス(LNG)などのエネルギー分野の世界的な展示会「ガステック」が9月9~12日にミラノで開催された。この展示会は毎年、世界の異なる都市で開催され、ミラノでは2022年に続く3年ぶりとなった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
エネルギー業界最大級の国際展示会「ガステック」が、今年はイタリア・ミラノで開催されたの。注目は、LNG(液化天然ガス)と水素の将来性、そして国際協力によるエネルギー移行ね。

セカくん:
4万8,000人以上が来場って…すごすぎっす!水素パイプライン「SoutH2回廊」って、どんなプロジェクトなんすか?

ボス:
ふむ…パイプラインということは、ガスじゃなく水素を通すってことか?そんなの可能なのかね?

コネ姉さん:
ええ、SoutH2回廊はイタリア・ドイツ・オーストリア・チュニジア・アルジェリアの5か国が連携して水素を供給する計画よ。脱炭素社会に向けた模範例とも言えるわ。

セカくん:
ってことは、アフリカ側で作った水素をヨーロッパに送るインフラってことっすよね?地中海を越えてつなぐのって、スケール大きすぎる!

ボス:
ふむ…イタリアは天然ガスも再ガス化設備を強化すると言っていたが、結局ガスに頼るのか、水素に移るのか、どっちなんだ?

コネ姉さん:
その両方なのよ。移行期には天然ガスを安定供給源として活用しつつ、水素や次世代エネルギーへ移行するというバランス型戦略ね。

セカくん:
エジソン社がシェルと契約して、アメリカからLNGを調達するってニュースもあったけど、15年契約ってかなり長期的っすよね?

コネ姉さん:
そう、エネルギーの安定供給が第一なの。欧州はロシア依存からの脱却が急務で、米国や中東、アフリカなどに調達先を多様化してるのよ。

ボス:
なるほどな…政治リスクに備えるという意味でも、供給元の分散は重要というわけか。

セカくん:
日系企業も出展してたって嬉しいっすね!日本の技術って海外でどれくらい注目されてるんすか?

コネ姉さん:
展示会では日本の水素技術やAI活用技術に対して、複数の外国企業が関心を示したって報告があるわ。特に脱炭素分野では日本の存在感は大きいの。

ボス:
ふむ、ならば日本ももっと積極的に海外展示会に出るべきかもしれんな。技術だけじゃなく、ビジネスの土俵も広げる必要があるな。

セカくん:
今後の日本企業のチャンスとして、水素分野での国際プロジェクト参画ってアリっすよね?めちゃわくわくするっす!

コネ姉さん:
ええ、日本の技術を活かして、世界のエネルギー移行に貢献する絶好のチャンスですわね。アライアンス形成と市場理解がカギよ。

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