米国通商代表部(USTR)は9月17日、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しに向け、協定の運用状況に関するパブリックコメントを募集する官報を発表した。参加国はこれまでも非公式に会合を重ねてきたことが報じられていたが、今回の官報公示により、正式に米国内でUSMCA見直しに向けた手続きが始まったことになる。

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コネ姉さん: USTRがUSMCA見直しに向けたパブリックコメントを正式に開始しましたわ。2026年7月の「共同見直し」に備える動きですのよ。
セカくん: おお!いよいよ本格スタートっすね。コメントは11月3日まで、さらに公聴会もあるって結構プロセスが丁寧っすね!
ボス: ふむ…トランプ大統領は就任前から「中国部品を使ったメキシコ経由の輸出」を制限したいと発言していたな。原産地規則が焦点か。
コネ姉さん: その通り。IRAのEV税額控除の要件をUSMCAに組み込む案が指摘されていて、日系企業のサプライチェーンにも影響大ですわ。
セカくん: たしかに!中国直輸入は縮小してるけど、メキシコ経由の部材供給は残ってるってヒアリング結果もあったっすね。
ボス: さらに今はメキシコに25%、カナダに35%の追加関税もある。USMCA原産なら免除だが、複雑な状況だな。
コネ姉さん: そうなの。USMCAの原産地規則と追加関税の整合性は、今回の見直しの注目点の一つですわ。
セカくん: 日本企業としては、北米生産体制をどう再構築するかが大問題っすね。特に自動車とEV分野!
ボス: ふむ…米国の狙いは北米域内のサプライチェーン強化と経済安全保障。だが過剰に縛ればコスト増にもなる。
コネ姉さん: だからこそパブコメでは「競争力委員会」の活動や投資環境改善、非市場的慣行への協力など幅広い意見を募集しているんですわ。
セカくん: 公聴会後に反論提出の期間まであるのは面白いっす。産業界もロビー活動が本格化しそう!
ボス: 結局、見直しは政治と経済のせめぎ合い。日本企業も傍観せずに情報を追わねばならんというわけだな。
コネ姉さん: ええ。2026年の延長可否は北米ビジネスの将来を決める節目ですわよ。