欧州委員会は9月9日、「欧州の安全保障行動(SAFE)」に関心を表明した加盟国に対する暫定的な融資枠を発表した。SAFEは、EUの新たな防衛白書「準備2030」に基づく防衛投資策「欧州再軍備計画(ReArm Europe Plan)」の柱の1つとして設置された、1,500億ユーロ規模の加盟国向け融資制度だ。

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セカくん: EUがSAFE融資の枠を発表したんすね!1,500億ユーロ規模ってめちゃ大きいっす。防衛産業に直接資金が流れるってことですよね?
コネ姉さん: そうですわ。SAFEは「欧州再軍備計画」の柱で、加盟国が共同調達する軍事物資に融資する仕組み。迅速に防衛投資を拡大する狙いですの。
ボス: ふむ…EUが軍備にここまで踏み込むのは珍しいな。以前は各国任せだったはずだが。
セカくん: 今回は19加盟国が関心表明って記事にありましたよね。やっぱり安全保障環境の変化が背景っすか?
コネ姉さん: ええ、ウクライナ情勢やNATO依存の見直しが影響していますわ。EUとしての自主的な防衛力強化を急ぐ流れですの。
ボス: なるほど…。ただ共同調達が基本なら、実際の調整は大変そうだな。
コネ姉さん: その点は2026年5月末までに締結する契約なら、単独調達も対象にして柔軟性を持たせていますわ。
セカくん: これって日本にも関係ありそうっすよね?安全保障パートナー国として参加できるって!
コネ姉さん: その通り。日本もEUとの防衛パートナーシップに基づき、共同調達や技術協力に関与できる可能性がありますの。
ボス: ふむ…。ということは、防衛産業だけでなく日本企業にもチャンスがあるかもしれんな。
セカくん: そう考えると、サプライチェーンや装備開発の協力も広がりそうでわくわくするっす!
コネ姉さん: ええ。SAFEは単なる融資制度ではなく、欧州の防衛産業基盤を強化しつつ、国際的なパートナーシップを広げる仕掛けなのですわよ。