日本政府、米関税措置に関する日米協議の合意内容の概要資料発表

日本政府、米関税措置に関する日米協議の合意内容の概要資料発表

日本政府は7月25日、米国の関税措置に関する日米協議の合意内容の概要資料を発表した。石破茂首相は23日に合意に至ったと明らかにしていたが、日本政府から資料が発表されるのはこれが初となる。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
日本政府がようやく日米相互関税合意の詳細を公表したわね。ポイントは「15%の関税」で統一されたことと、9分野の米国サプライチェーン構築支援よ。かなり包括的な内容ですわ。

セカくん:
5,500億ドルの出資・融資ってすごすぎっすよね!それって、どの分野が一番恩恵受けるんすか?

コネ姉さん:
注目はやはり半導体・AI・量子・医薬品ね。米国内での製造・供給体制を日本企業が担う構図。経済安全保障連携の中核ですわ。

ボス:
でも、日本が農産品を多く買って、関税も変わらないって…これ、日本にとって損なんじゃないか?

コネ姉さん:
一見そう見えるけど、追加関税25%回避と、米国への投資優遇を得た形ね。日本の産業が米国市場にアクセスし続けられるのは大きいわ。

セカくん:
てことは、自動車関税15%って確定なんすか?それともまだ流動的っすか?

コネ姉さん:
自動車・部品の追加関税15%は明記されたわ。でも、将来の例外措置や大統領令との整合性はまだ不透明…要注視ね。

ボス:
あと、「積み替え品」ってなんだ?日本から出して他国経由で回してるってことか?

コネ姉さん:
そう、迂回輸出への懸念ね。原産地規則が厳格化されれば、輸出企業のルール遵守が一層重要になるですわよ。

セカくん:
CEVの補助金運用も見直すって、日本のEV戦略にも影響あるっすか?

コネ姉さん:
あるわね。米国製EVの輸入優遇は国内メーカーにとって競争条件が変わる可能性あり。エネルギー政策との連動も必要よ。

ボス:
バイオエタノールとかトウモロコシも買うのか…。これってエネルギー戦略の一環か?

コネ姉さん:
その通り。LNGやエタノールの長期購入は、エネルギー安定供給確保のため。アラスカLNGも鍵になるわ。

セカくん:
でも、日本側の関税は下げないって、交渉うまくいったってことっすかね?

コネ姉さん:
ええ、国内農業保護などを維持しつつ、相互連携を確保できたのはバランス重視型合意ね。実務家からは高評価よ。

ボス:
ふむ…まだ不明点も多いが、これは「始まり」ってことか。まさに交渉はこれからが本番ってやつだな。

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”