チリの上半期の貿易、対米輸出は増加記録

チリの上半期の貿易、対米輸出は増加記録

チリ中央銀行は7月7日、2025年上半期の貿易統計を発表した。18日には貿易統計データベースのMonitor Comercio Exteriorを更新し、詳細情報を公開した。それによると、輸出は前年同期比6.7%増の528億1,700万ドル、輸入は10.4%増の442億5,600万ドルだった。上半期の輸出額としては、記録の確認できる2003年以降で最高を記録した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: チリ上半期輸出528億ドルで過去最高、輸入442億ドル、黒字85億ドルも9%縮小ですわよ。

セカくん: 銅輸出が牽引っすね!平均4.28ドル/ポンドに上昇、モリブデン+60%も熱い!でも炭酸リチウム▲43%は痛い?

ボス: ふむ…黒字幅が狭まったのは輸入拡大のせいか。景気過熱でインフレを呼ばねばいいが。

コネ姉さん: 資本財輸入+20%、トラック・産業機械が2桁増。民間投資とインフラ更新が背景ですわ。

セカくん: 設備投資活発なら銅鉱山拡張も続きそう!日本の重機需要チャンスっす!

ボス: ただエネルギー輸入は減値で下落。価格次第で収支が再び振れるというわけだな。

コネ姉さん: 市場別では中国向け輸出+1%微増、構成比37%。米国向けは関税前駆け込みで+21%ですわ。

セカくん: 米が4月から一律10%上乗せでも6月まで減らず!需給タイトで価格転嫁できたっすか?

ボス: 長続きするかは疑問だな。追加関税が効き始めれば第3四半期は鈍るかもしれん。

コネ姉さん: でもモリブデンと銅はエネルギー転換素材。EV・再エネ需要で底堅いと市場は読むですわよ。

セカくん: 中国横ばいなら対米+新興国へ販路多様化が鍵!サプライチェーン分散がトレンドっすね。

コネ姉さん: 日本企業は鉱山ロイヤルティと関税リスクを管理しつつ、資本財輸出と共同探鉱を仕掛けどきですわ。

ボス: 結局、銅価格と米関税がチリ貿易の要。数字を追いながら機をうかがうしかない、というわけだ。

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