法人所得税法を改正、優遇措置対象に変更も

法人所得税法を改正、優遇措置対象に変更も

ベトナム国会は6月14日、法人所得税法の改正案を可決した。改正法は10月1日に施行し、2025年課税年度から適用する。法人税の標準税率は現行法と同じく20%だが、総収入に応じて異なる税率が適用される場合がある。また、法人税の優遇措置の対象なども変更される。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん
ベトナムが法人税法を改正して、中小企業やスタートアップへの優遇を拡大したのは注目ね。税率を収入規模に応じて分けるのは、民間活性化を狙った合理的な戦略ですわよ。

セカくん
法人税が15%〜20%に変わるって、スタートアップにとってはめっちゃ大きいっすよね!これって海外企業にもチャンスあるんすか?

ボス
ふむ…工業団地への優遇がなくなるのは痛手じゃないのか?今までの進出企業にとっては改悪だな。

コネ姉さん
確かに一部では優遇が廃止されたけど、代わりにAIや半導体、メドテックといった先端分野に集中して支援を強化した形ね。質の高い投資を誘致するための転換とも言えるわ。

セカくん
それって「デジタルプラットフォーム課税」も含めて、制度が成熟してきたってことっすよね?もう発展途上国とは呼べない感じ!

コネ姉さん
まさにそう。今回の改正では恒久的施設がなくても課税対象になる点がポイント。つまり、海外EC企業も責任を問われるわけですわね。

ボス
ふむ…二重課税のリスクとかあるなら、進出には慎重になる企業も出るかもしれんな。

コネ姉さん
その点は、各国との租税条約やガイドラインで調整されることが多いの。事前の税務コンサルティングが鍵になるわね。

セカくん
国会決議198号の内容って、VCや教育支援への税控除もあるんすね!日本のスタートアップにも参考になりそうっす。

コネ姉さん
ええ、共産党の決議まで踏まえて、ベトナムは“民間経済を国家のエンジン”と位置づけてるのよ。これは政策の本気度が高い証拠ですわ。

ボス
となると、日本企業もベトナムとの協業や投資を見直す必要があるというわけだな。今まで以上に選別が求められるかもしれん。

セカくん
でも、半導体やAI領域で連携できれば、すごいスピードで市場広がるっすよね!どこに注目すべきっすか?

コネ姉さん
注目すべきは、AIデータセンターやハイテク農業への支援よ。これらは今後、日系企業との連携や進出のチャンスが生まれやすい分野ね。

ボス
ふむ…ベトナムが“ものづくり”から“テック主導”へと変わろうとしてるんだな。時代が変わったというわけか。

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