南米最大級の書籍展示会「ビエンナル・ド・リブロ・リオ(BIENAL DO LIVRO RIO)2025」が6月13~22日、ブラジルのリオデジャネイロ市で開催された。同展示会は2年おきに同市で開催されており、主催者の発表によると、22回目の今回は、前回の2023年から23%増の約74万人が来場した。


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コネ姉さん:
ビエンナル・ド・リブロ・リオ2025、大盛況だったみたいね!来場者74万人はすごい規模だわ。特に日本のマンガが若者に大人気だったのが印象的ですわね。
セカくん:
ブラジルで「ハイキュー!!」とか「NANA」が人気って意外っすね!やっぱ動画配信でアニメ見て、原作も手に取る流れなんすか?
コネ姉さん:
その通り!アニメ視聴がマンガ購入につながる流れが強まってるの。デジタルからリアルへの橋渡しね。
ボス:
ふむ…昔の作品も並んでたようだな。「火の鳥」とか「北斗の拳」って、けっこう古いだろ?
コネ姉さん:
ええ、年代問わず多様なタイトルが人気なのがブラジル市場の特徴。古典も若者に再評価されてるのよ。
セカくん:
NewPop出版の「気になっている人が男じゃなかった」って、ジャンル的にLGBTQっすよね?ジャンルの多様化進んでるんすか?
コネ姉さん:
まさにその通り。「LGBTQ」や「女性主人公」「感情描写重視」の作品もよく売れていて、読者層の広がりを感じるわ。
ボス:
ブラジル人って、ほんとマンガが好きなんだな…。値段は日本と比べてどうなんだ?
コネ姉さん:
1冊25〜50レアル(約650〜1,300円)で、日本と大差ないかちょっと高め。でも人気の高さがその価格でも購買を支えてるのよ。
セカくん:
ブースの陳列ってジャンル分けされてたみたいだけど、やっぱりマーケティング戦略っすか?
コネ姉さん:
その通り。ジャンル別陳列は読者が目的の本にたどり着きやすくする工夫。視認性と訴求力を高める手法ね。
ボス:
「聖闘士星矢」が根強いって聞いたが、昔の作品がそんなに人気なんだな?
コネ姉さん:
ええ、「聖闘士星矢」はブラジルで90年代にテレビ放映されて国民的アニメになったの。今でもファンが多いわ。
セカくん:
今後、日本の出版社が直接ブラジル展開とかありえるっすかね?中間業者を通さずに?
コネ姉さん:
可能性はあるけど、言語や現地法制、市場慣習の壁があるわ。だから現地出版社との提携が今はベストな形ね。
ボス:
ふむ…文化が違っても、マンガって共通言語になりつつあるのかもしれんというわけだ。
コネ姉さん:
そうね、日本のソフトパワーとしてのマンガは、国境を超えて多様な読者層に受け入れられているのですわ。