全米小売業協会(NRF)と物流コンサルタント会社ハケット・アソシエイツが発表した「グローバル・ポート・トラッカー報告」(6月9日)によると、4月の米国小売業者向けの主要輸入港の輸入コンテナ量は、前月比2.9%増、前年同月比9.6%増の221万TEU(1TEUは20フィートコンテナ換算)となった。


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コネ姉さん: 全米小売業協会の最新データで、4月の米国主要輸入港のコンテナ量が前年同月比9.6%増と好調だったけど、実はこれは駆け込み需要による一時的なものなのよ。
セカくん: 駆け込みって…もしかして4月に発動された対中関税145%の影響っすか!? 輸入業者が慌てて仕入れたってことっすね?
ボス: ふむ…しかしその後、関税が緩和されたと聞いたが、それで状況は改善したのか?
コネ姉さん: そう、5月に関税が大幅に引き下げられる合意があったことで、小売業者は輸入を再開し始めてるの。ただし、まだ2024年の水準を大きく下回る見通しね。
セカくん: 6月〜8月は関税一時停止期間なんすよね?ホリデー商品も新学期商品も、この3ヶ月に集中するってヤバくないっすか!?
ボス: 通常の季節サイクルが崩れてるというわけか。物流現場の混乱も起きそうだな…。
コネ姉さん: 実際に6〜8月の輸入量は前年比で6.2〜14.7%減少と見られてるの。前倒し・後ろ倒しの影響が複雑に絡んでるのよ。
セカくん: しかも9〜10月は前年の港湾ストによる反動で2割近い減少予測っすよね!? 小売業の発注タイミングがぐちゃぐちゃっす!
ボス: 関税に右往左往して、企業も計画が立てづらいな。さらに個人消費や雇用への影響も懸念されるというわけだ。
コネ姉さん: トランプ大統領はSNSで「中国と合意」と言ってるけど、米55%、中国10%の関税では、なお高水準。インフレ再燃や景気減速リスクもあるわ。
セカくん: じゃあ、企業としては関税リスクを前提にした在庫管理や輸送タイミングの調整が今後ますます重要っすね!
コネ姉さん: その通り!柔軟なサプライチェーン対応力と情報収集体制が企業競争力の差になるわ。
ボス: 米中の通商動向がここまで物流と消費行動を揺さぶるとはな…。先を読む目が問われるというわけだな。