スタートアップの祭典で中印、MENA地域との連携の方向性が鮮明に

スタートアップの祭典で中印、MENA地域との連携の方向性が鮮明に

ロシア・モスクワ郊外にある技術革新の拠点、スコルコボ・イノベーションセンターで5月29~30日、「スタートアップ・ビレッジ2025」が開催された。2013年に始まった同イベントはロシアCIS地域最大級のスタートアップの祭典であり、今回で13回目となる。
起業家や投資家向けのセミナーなどが連日開催される「モスクワ起業家週間」(5月22日~6月1日)に組み込まれ、入場料は無料だった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:
スタートアップ・ビレッジ2025、すごいイベントっすね!参加者1万6,000人って、かなり盛り上がってるじゃないっすか!

コネ姉さん:
そうね。ただし参加国数は2019年の半分以下で、国際的な連携の縮小が見られる点は要注意ですわ。

ボス:
ふむ…その原因はやっぱりロシアの国際情勢の影響か?政治的な事情ってやつだな。

コネ姉さん:
おそらくそうですわ。ウクライナ侵攻以降の制裁や外交関係の悪化で、欧米のスタートアップや投資家は敬遠しているのかもしれません。

セカくん:
けど、中国とかインド、サウジアラビアが参加してるってことは、グローバルサウスの結びつきが強化されてるってことっすね?

コネ姉さん:
その通り。新興国間のイノベーション連携がロシアにとって新たな成長エンジンになっているのかもしれませんわ。

ボス:
医療やAIの研究成果も紹介されたってことだが、具体的にはどんな技術があったんだ?

コネ姉さん:
たとえば、中国のスタートアップがAIを使った病理診断支援システムを展示していたそうです。医療DXの代表的な応用例ですね。

セカくん:
うわー、それって日本でも注目されてる分野っすよね!競争相手が新興国にもいるってこと、意識しなきゃ!

コネ姉さん:
ええ。国際的な技術競争の構図が変化していることを示していますわ。今や、技術は「先進国 vs 新興国」という単純な話ではないですもの。

ボス:
なるほどな。日本企業としても、リスクを見極めながら、どの国とどう連携するかを見極める時代というわけだな。

セカくん:
そのとおりっす!今後もロシア周辺の動きや、グローバルサウス主導のスタートアップ動向は要チェックっすね!

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