住友電装のグループ会社、スミトモエレクトリック・ワイヤリングシステム・エジプト(SE Wiring Systems Egypt S.A.E:SEWS-EG)は5月20日、エジプト・カイロ北東のテンス・オブ・ラマダン市に建設した新工場の開所式を開催した。

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コネ姉さん:
住友電装グループのSEWS-EGがエジプトで世界最大級のワイヤーハーネス工場を稼働!エジプトの製造拠点としての存在感が一気に高まったわね。
セカくん:
すごいっす!1万2,000人雇用で年間3億ユーロ輸出って、これはもうエジプトが“自動車部品の中核基地”っすよね!
ボス:
ふむ…だがなぜエジプトなんだ?もっと東欧とかで作る方が近いんじゃないか?
コネ姉さん:
実はそこがポイント。製造コストの安さと、欧州とのFTAネットワークを活用して関税メリットもあるの。立地の“輸出ポテンシャル”が強いのよ。
セカくん:
しかも、今後は設計業務も一部移転する予定って、エジプト人材のレベルも高く評価されてるってことっすね!
コネ姉さん:
ええ、エジプトは若年層が多く、教育水準も上昇中。特に工学系の人材育成が進んでいて、設計や開発も担えるようになってきてるわ。
ボス:
ワイヤーハーネスってそんなに輸出されてるのか?主力産業になってるんだな。
コネ姉さん:
2024年の輸出額は5億3,611万ドル、自動車関連ではトップクラス。輸出先もトルコやドイツなど欧州中心よ。
セカくん:
FTAで輸出できるってのも強いっすね。関税ゼロで入れられたら、東欧や南欧の部品企業にとってはかなりの脅威かもっす。
ボス:
ふむ…でも現地の政治とか物流は大丈夫なのか?リスクはないのかね?
コネ姉さん:
その点は住友も慎重に進めていて、自前の研修施設も併設して人材育成と現地管理の両方を強化してるわ。安定運営の布石ね。
セカくん:
こういう展開を見ると、うちもエジプトや北アフリカの活用を視野に入れるべきっすね。もう“製造はアジア”って時代じゃないのかも!
コネ姉さん:
まさにそう。グローバルサプライチェーンの多極化が進む中、エジプトは“欧州向けコスト最適ルート”として台頭中よ。
ボス:
なるほど…製造+設計+FTA活用。これは新たな進出候補地として本格的に検討すべきかもしれんな。というわけだ。