住友電装のグループ会社、スミトモエレクトリック・ワイヤリングシステム・エジプト(SE Wiring Systems Egypt S.A.E:SEWS-EG)は5月20日、エジプト・カイロ北東のテンス・オブ・ラマダン市に建設した新工場の開所式を開催した。


米国のトランプ政権は10月29日、韓国と先端技術協力に関する覚書を締結したと発表した。また、米国と韓国の双方向の投資などに関するファクトシートも発表した。一方で、調整が進められていた米国による追加関税や、韓国による対米投 […]
ジェトロは10月20日、長野県諏訪市、同県産業振興機構とともに、食品関連産業の海外販路開拓の促進に向け、海外展示会を有効活用するための商談スキルアップセミナーを駅前交流テラス「すわっチャオ」(諏訪市)で開催した。 引用元 […]
インド最大級の水・廃棄物処理技術に関する展示会「IFAT India」が10月14~16日、インド西部のムンバイで開催された。主催者の発表によると、12回目となった今回は30カ国以上から560社を超える企業が出展し、来場 […]
Copyright © セカイコネクト
コネ姉さん:
住友電装グループのSEWS-EGがエジプトで世界最大級のワイヤーハーネス工場を稼働!エジプトの製造拠点としての存在感が一気に高まったわね。
セカくん:
すごいっす!1万2,000人雇用で年間3億ユーロ輸出って、これはもうエジプトが“自動車部品の中核基地”っすよね!
ボス:
ふむ…だがなぜエジプトなんだ?もっと東欧とかで作る方が近いんじゃないか?
コネ姉さん:
実はそこがポイント。製造コストの安さと、欧州とのFTAネットワークを活用して関税メリットもあるの。立地の“輸出ポテンシャル”が強いのよ。
セカくん:
しかも、今後は設計業務も一部移転する予定って、エジプト人材のレベルも高く評価されてるってことっすね!
コネ姉さん:
ええ、エジプトは若年層が多く、教育水準も上昇中。特に工学系の人材育成が進んでいて、設計や開発も担えるようになってきてるわ。
ボス:
ワイヤーハーネスってそんなに輸出されてるのか?主力産業になってるんだな。
コネ姉さん:
2024年の輸出額は5億3,611万ドル、自動車関連ではトップクラス。輸出先もトルコやドイツなど欧州中心よ。
セカくん:
FTAで輸出できるってのも強いっすね。関税ゼロで入れられたら、東欧や南欧の部品企業にとってはかなりの脅威かもっす。
ボス:
ふむ…でも現地の政治とか物流は大丈夫なのか?リスクはないのかね?
コネ姉さん:
その点は住友も慎重に進めていて、自前の研修施設も併設して人材育成と現地管理の両方を強化してるわ。安定運営の布石ね。
セカくん:
こういう展開を見ると、うちもエジプトや北アフリカの活用を視野に入れるべきっすね。もう“製造はアジア”って時代じゃないのかも!
コネ姉さん:
まさにそう。グローバルサプライチェーンの多極化が進む中、エジプトは“欧州向けコスト最適ルート”として台頭中よ。
ボス:
なるほど…製造+設計+FTA活用。これは新たな進出候補地として本格的に検討すべきかもしれんな。というわけだ。