メキシコ経済省は5月14日、「2024~2030年のメキシコ半導体産業発展のマスタープラン」フォローアップミーティングの開催報告をウェブページ上で行った。同マスタープランは、2024年11月に全国電子産業通信情報技術会議所(CANIETI)と在メキシコ米国大使館が共同で発表したもので、5年間でメキシコの半導体産業の規模を倍増するという目標を掲げている。

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コネ姉さん:
メキシコの半導体マスタープラン(2024〜2030年)、本格的に動き出してるわね。目標は「5年で産業規模を倍増」、すでに30目標中16達成ってかなりハイペースよ。
セカくん:
おぉー!クアルコムやフォックスコン、IBMまで参加って、超ビッグネームっすね!メキシコって半導体の拠点として本気なんすね!
ボス:
ふむ…だがメキシコで半導体とは意外だな。台湾とか韓国のイメージが強いが、本当に成功するのか?
コネ姉さん:
その疑問はもっともね。でも今はニアショアリングの流れが強くて、アメリカの隣国としてメキシコの地理的優位性が大きな武器なのよ。
セカくん:
なるほどっす。しかもUSMCAの枠組みがあるから、サプライチェーンも北米内で完結しやすいっすよね!
コネ姉さん:
その通り。しかも今回、USMCAの見直し時に半導体章を追加するって提案が出てるの。これは戦略的にも非常に大きな意味があるわ。
ボス:
となると、見直しの時期が早まるというのも、こういう動きを有利に進めるためかもしれんというわけか。
コネ姉さん:
まさにそう。2026年予定の見直しを2025年後半に前倒しして、先にルール作りで主導権を取りたい狙いが見えるわね。
セカくん:
輸入手続きや税還付の簡素化って話もあったけど、それって企業の進出判断にかなり影響するっすよね!
コネ姉さん:
ええ、制度面の整備と人材育成の両輪で、メキシコは“半導体製造の受け皿”としての信頼を築こうとしてるのよ。
ボス:
米中対立でアメリカが中国以外の製造先を探してるって話も聞いたが、その受け皿がメキシコということになるのか?
コネ姉さん:
そう。まさに地政学的リスクの分散がキーワードね。米国との協力は、メキシコにとって追い風なの。
セカくん:
こういう官民連携、日本でももっと進めてほしいっすよね!今後はアジアだけじゃなく中南米も注目っす!
コネ姉さん:
メキシコは北米市場とつながる戦略的拠点。半導体産業が軌道に乗れば、地域経済にもグローバル供給網にも影響力を持つ存在になりそうですわよ!
ボス:
なるほどな…。これは“サボテンだけの国”なんて言ってられん時代が来たというわけだな。