米国が発表した相互関税の導入について、中国中部地域の湖北省、湖南省の対外貿易企業にも影響が出ている。湖北省のベビー服製造販売企業の荊州英利服装は、製品の90%以上を欧州、北米に輸出している。

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コネ姉さん:アメリカの関税引き上げが、中国内陸部の製造業にも波及してるわね。特に湖北と湖南の中小企業が打撃を受けてるのが注目点ですわよ。
セカくん:米中の関税問題って、大都市だけじゃなくて内陸の地方企業にも影響が広がってるんすね!輸出先を多角化しようとしてるのは、どのぐらい効果あるんすか?
ボス:ふむ…地元の企業がそんなにアメリカに頼ってたとはな。他の国に輸出先を変えるのはそう簡単じゃないんじゃないか?
コネ姉さん:確かに切り替えは簡単じゃないけど、湖北の企業はオーストラリアや「一帯一路」沿線をターゲットに動き出してるの。EUも回復市場として有望ね。
セカくん:でも、物流とか販路の構築って時間かかるっすよね?その間の売上はどうなるんすか?
コネ姉さん:だから、国内のECと連携して販路を確保しようとしてるのよ。短期的には内需に頼る戦略ね。
ボス:ECってことは、中国国内でも需要はあるってことか。花火なんかは海外だけじゃないんだな。
コネ姉さん:湖南の花火産業は、アジアやEUにも販路を拡大中よ。特にASEANへの輸出は前年同期比で20%近く増えてるの。多角化が進んでる証拠ね。
セカくん:湖南省が企業支援を強化してるって話も気になるっす。展示会への補助とか、どのぐらいビジネスに直結するんすか?
コネ姉さん:展示会支援はかなり実践的よ。最大100万元まで支援されるから、中小企業にとっては海外進出のハードルが下がるわね。
ボス:展示会って聞くと、昔の商談会のイメージだけど、今はデジタルとも組み合わせてるのか?
コネ姉さん:まさにその通り。今はオンライン商談も活用して、少ないリソースで世界中のバイヤーと接点を持てる時代なのよ。
セカくん:つまり、関税リスクがあっても、輸出先の分散とデジタル化で対応できるってことっすね!
コネ姉さん:その通り!リスクをチャンスに変える動きが、中国の地方企業にも広がってきてるの。ビジネスモデルの転換点ね。