マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は4月28日、米国の関税政策に関する緊急アンケート調査(実施期間4月23~27日、有効回答数76社、回答率13.7%)を行い、回答企業向けに結果を公表した。調査によると、マレーシアから米国に輸出を行う企業は23.7%にとどまり、それら企業の6割以上で対米輸出比率は2割を切っている。

日本・米国中西部会の第55回日米合同会議が9月7日から9日にかけて、東京都千代田区の帝国ホテル東京で開催された。日本側から三日月大造・滋賀県知事や大野元裕・埼玉県知事、山本一太・群馬県知事をはじめとする地方自治体首長や、 […]
インド半導体ミッション(ISM)と米国の国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が共催する「SEMICON India 2025」が9月2~4日、首都ニューデリーのヤショブーミ国際展示センター(IICC)で開催された。3日 […]
中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が9月10~14日に北京市で開催された。中国商務部と北京市政府が共同で主催する国際的かつ総合的な大規模展示会と取引プラットフォームで、上海市で開催される中国国際輸入博覧会(CII […]
Copyright © セカイコネクト
コネ姉さん:JACTIMの調査、米国関税の影響が「まだ分からない」って回答が多かったのが印象的ですわね。企業が様子見をしてる現状、リスク対応が難しい証拠ですわ。
セカくん:これって逆にチャンスもあるっすよね?中国からの切り替えでマレーシアが製造拠点として注目されるってことっすか?
ボス:ふむ、だが対米輸出が少ないなら、そんなに大きな問題でもない気もするな。マレーシア企業はあまり動揺してないように見えるが。
コネ姉さん:輸出比率は低くても、景気後退や価格下落といった間接的影響が大きいのよ。電子産業では米中摩擦の波が直撃しているのですわ。
セカくん:なるほどっす…でも対応はまだ「特にない」が最多って、ちょっと心配っすね。販売チャネルの多角化って実際どんな方法があるんすか?
ボス:価格転嫁なんてできるのかね?関税でコスト上がったら結局は企業か消費者が損するだけじゃないのか?
コネ姉さん:その通り、だからこそ「調達の多角化」や「生産拠点の再編」が重要なのよ。中長期的に事業計画を見直す動きが出てきてるのもその表れですわ。
セカくん:先行きが「分からない」って回答が5割近くって、どれだけ予測困難な時代かがわかるっすね。でも事業計画変更って、具体的にはどう進めるんすか?
ボス:うーむ、そこが難しいとこだな。状況見ながら対応するしかない、というわけか。
コネ姉さん:今は柔軟性が試される時期ね。米国の動き次第で、ASEAN全体の生産・輸出戦略が大きく変わる可能性もあるのよ。
セカくん:ってことは、今マレーシアに投資してる日本企業も、米国以外の市場に目を向ける必要があるってことっすね!
ボス:ふむ…結局グローバル市場は読めん。だが、先手を打つ者が勝つかもしれんということだな。
コネ姉さん:まさにその通りですわ。変化を機会と捉えて、地域戦略をアップデートするタイミングですわね。