マレーシア代表団、相互関税巡ってUSTRなどと初会談、対話継続を確認

マレーシア代表団、相互関税巡ってUSTRなどと初会談、対話継続を確認

マレーシア投資貿易産業省(MITI)は4月25日、米国との相互関税を巡る2国間協議を経て、米国に対して引き続き「あらゆる対話手段を維持」するとした声明を発表した。マレーシアは4月22~24日、MITIのザフルル・アジズ投資貿易産業相率いる代表団を首都ワシントンに派遣した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:マレーシア、外交がとっても巧みですわね。報復には出ず、猶予期間を「対話のチャンス」と捉えて米国と関係維持を強調してるの、戦略的ですわ。

セカくん:対米黒字の削減や非関税障壁まで議題にしたって、かなり踏み込んだ交渉っすね!でもこれ、2国間FTAも視野に入ってるってことっすか?

ボス:ふむ…報復しないってのは偉いが、それで本当に米国が譲歩するのか?結局は強い方が有利になるんじゃないかね。

コネ姉さん:確かにリスクもあるけど、長期的関係を重視して「信頼」を武器にしてるのよ。アマゾンやグーグルとも会ってるし、投資継続のメッセージでもあるわね。

セカくん:てことは、AWSやGoogleの大型投資って、この対話姿勢が評価された結果でもあるかもしれないっすね!これ企業誘致のモデルになるかも!

ボス:だが、半導体の不正輸出疑惑ってのは穏やかじゃないな。マレーシアも管理を厳しくするよう言われてるんじゃないのか?

コネ姉さん:ええ、そこは重要なポイントですわ。サプライチェーンの信頼性が問われていて、特に先端技術分野では透明性が不可欠ですのよ。

セカくん:じゃあ、今回の会談って経済だけじゃなく、セキュリティや通商管理も含めた「包括交渉」だったってことっすね!

ボス:なるほど…単なる関税の話じゃないというわけか。アメリカも慎重に見てるんだな。

コネ姉さん:ええ、マレーシアはASEANの中でも早い段階で米国と直接協議に動いたことが評価されているの。日本、ベトナムに次ぐ戦略国になりつつあるかもしれませんわ。

セカくん:90日猶予の間に成果出せるかが勝負っすね!FTAがまとまれば、サプライチェーンの再構築にもプラスになりそうっす!

ボス:ふむ、結局はどれだけ米国と「話せる国」になれるかってことかもな。うまくバランス取ってる印象だな。

コネ姉さん:その通りですわ。米中のはざまで、自国の立ち位置を見極めるマレーシアの対米交渉力、注目していきたいところですわね。

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