パキスタン計画・開発省は4月3日、月次報告書で3月の消費者物価指数(CPI)上昇率(インフレ率)を前年同月比0.7%と発表した。2024年3月は同20.7%という高水準だったが、1年かけて20ポイントの低下となった。パキスタン政府金融部による月次の経済報告書でも、「このインフレ率は、数十年来の最低水準」と言及している。


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コネ姉さん:パキスタンのインフレ率、前年比0.7%って、驚異的な低下ですわね。2024年の20%超からの急減、特に生鮮食品の価格下落が鍵でしたわ。
セカくん:マイナス30.2%の生鮮食品って、まさに“デフレ”っすよね!?でも、政策金利は12%据え置きって慎重すぎる気もするっす!
ボス:ふむ…確かに金利下げてもよさそうだが、世界的に物価がまた上がるかもしれんという警戒もあるのかもな。
コネ姉さん:その通りですわ。SBPとしては、短期的な数字だけで判断せず、グローバルの物価動向や為替リスクも見て慎重な判断をしているのね。
セカくん:非食品分野ではまだ2桁上昇してるのもあるっすもんね。衣類とか教育とか、庶民の生活費にはまだ重くのしかかってるんじゃないっすか?
ボス:食品が落ち着いても他が上がってるなら、実感としては“物価安”ってわけじゃないのかもしれん。
コネ姉さん:まさにその通り。CPIは全体の平均だけど、生活実感とはズレることもあるの。特にサービス価格は粘着性が高い傾向がありますわ。
セカくん:でもインフレが落ち着いてきたら、企業のコスト圧力も和らいで投資もしやすくなるっすよね?これは経済回復のチャンスっす!
ボス:とはいえ、金利が12%じゃまだ融資も厳しいだろう。貸し渋りも起きるかもしれん。
コネ姉さん:その通り、ですから今は慎重な金利維持と、次の利下げのタイミングを見極めるフェーズ。急ぎすぎると資本流出の懸念も出てきますわ。
セカくん:ってことは、政策としては“様子見だけど前向き”って感じっすね!2025年後半の動きがカギっす!
ボス:ふむ…何事も急がば回れ、ということか。データをよく見て判断するのが肝要だな。
コネ姉さん:その通りですわ。今回の低インフレは成果の表れ。でも本当に安定した経済にするには、慎重でバランスの取れた対応が必要ですわね。