アルゼンチンの政府と中央銀行は4月14日、必要緊急大統領令(DNU)269/2025号、中銀通達A8227を公布し、これまで輸出代金を現地通貨ペソに交換する際に利用可能だった為替レート「ブレンドドル」を廃止した。今後は、輸出代金のペソへの交換は公式為替レートのみで行われる。

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コネ姉さん:アルゼンチンがついに「ブレンドドル」を廃止、公式レートのみでの輸出代金両替を義務化したのは、為替政策の大きな転換点ですわね。経済の“正常化”を目指すミレイ政権らしい一手ですわ。
セカくん:わくわくする!でもブレンドドルって、要するに輸出業者が“ちょっと有利なレート”を使える仕組みだったんすよね?なんでそれをやめたんすか?
ボス:ふむ…非公式レートと公式レートの乖離が原因だったのか。90%以上も違ってたとなると、輸出を先延ばしにするのも無理はないな。
コネ姉さん:そうなの。輸出業者は損を避けるために、為替が有利になるまで待つ傾向が強くて、結果的に経済活動が鈍ってしまっていたのよ。
セカくん:でも今はもう、全部公式レートで換金しないとダメって、輸出業者にはちょっと厳しくないっすか?ドル建ての収入が目減りしちゃう…
コネ姉さん:短期的には確かに収益に打撃を与えるけど、為替の透明性と安定性を確保するには必要な痛みとも言えますわね。
ボス:ただでさえインフレが激しい国だからな。制度が複雑だと信頼も薄れる。一本化して正しいルールを作ろうというわけか。
コネ姉さん:ええ、投資家や外資系企業からの信頼回復にもつながる動きよ。複数レート制は不透明で市場を歪めやすいですから。
セカくん:それってつまり、長期的には輸出しやすくなるってことっすか?企業にとってプラスになる可能性もある?
コネ姉さん:まさにその通り。安定した為替レートと政策の一貫性があれば、企業は中長期の計画を立てやすくなるのですわ。
ボス:それにしても、まだ輸出代金をペソに全額交換しなきゃいけない義務は続くんだな。ドル保有はやっぱり制限されてるのか。
コネ姉さん:通貨防衛と資本流出防止のための措置ね。でも、今後ペソの信認が高まれば、こうした制限も緩和されていく可能性はあるわ。
セカくん:なるほど~、制度をシンプルにすることで、かえって経済の回復に寄与するって、戦略的っすね!
コネ姉さん:そうですわ。アルゼンチンの為替政策は、いま“改革フェーズ”に入っていて、今後の展開が非常に注目されますのよ。