モザンビーク中央銀行は4月2日、国内市場で外貨流動性を改善するための暫定施策を発表した。施策には、国内事業者が財・サービス輸出や国外で実施された投資事業収入を受け取る際の現地通貨メティカル両替割合を30%から50%に引き上げることなどを含んでいる。

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コネ姉さん:
モザンビーク中銀が外貨不足に対応するため、輸出収益などの外貨を50%現地通貨に換えるよう義務付けたのよ。流動性改善を狙った措置ね。
セカくん:
なるほどっす!でもこれ、企業が自由に外貨を使いづらくなるってことっすよね?輸入ビジネスにはキツくないすか?
コネ姉さん:
ええ、特にドル建ての支払いが必要な企業には重いわね。CTAもすでに3億7,300万ドル分の未払い請求が滞っていると報告しているわ。
ボス:
ふむ…そこまで滞ってるとは。だが経済指標は安定してるって話じゃなかったか?矛盾してないか?
コネ姉さん:
それが面白いとこなの。外貨準備は37億ドル以上あるし、為替も安定。でも、ドルが市場に流れていない。政策介入が逆に供給を絞ってるのよ。
セカくん:
ってことは、為替の安定を優先するあまり、市場でドルが回らなくなってるってことっすか?
コネ姉さん:
そういう構造ね。為替レートの安定を守るために中銀がドルを出し渋ってるから、実需での外貨不足が深刻化してるの。
ボス:
ふむ…それじゃ外貨を稼ぐ企業が不利になるのも当然だな。輸出しても使えるドルが減るなら、やる気が出ん。
コネ姉さん:
だから今回の対策も、あくまで「暫定」なの。状況を見て調整していくという含みもあるわね。
セカくん:
こういう通貨両替規制って、新興国ではよくあることっすか?進出企業にはどんなリスクがあるんすか?
コネ姉さん:
そうね。為替規制や資本規制はリスク要因よ。資金の出し入れや利益の本国送金が制限される可能性があるから、現地通貨の運用も視野に入れるべきね。
ボス:
ふむ…つまりは、経済が安定してるように見えても、企業活動には別の制約があるってことだな。
コネ姉さん:
おっしゃる通りですわ。モザンビークのようにマクロ経済は健全でも、金融政策の設計次第で民間に負担がのしかかるの。
セカくん:
これからアフリカ市場を考えるなら、為替政策とか流動性もチェック項目っすね!ただの成長率じゃ判断できないっす!
コネ姉さん:
その通り!外貨政策のトレンドを読む力が、アフリカ進出の成否を分ける時代なのよ。注目ね!