サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ(以下、アラムコ)は3月20日、年間12トンの二酸化炭素(CO2)を大気から除去できる、サウジアラビア初のCO2直接空気回収(DAC)の試験施設をシーメンス・エナジーと共同で稼働させたことを発表した。


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コネ姉さん:
サウジアラムコが始めたこのDAC(直接空気回収)技術、注目のクリーンテックですね。12トンのCO₂除去は小規模だけど、気候条件が厳しい中東での実証は意義深いですわ。
セカくん:
アラムコって石油会社なのに、脱炭素技術に投資してるのはちょっと意外っすね!これってビジネス戦略なんすか?
ボス:
ふむ…石油の国がCO₂を回収するって、なんとも皮肉な話だな。本気でやるつもりなんだろうか?
コネ姉さん:
それが今のトレンドですの。石油メジャーもESG対応が必須で、DACはスコープ1・2の削減に直結するから、アラムコも本腰なんですのよ。
セカくん:
この技術、他の中東諸国にも広がるんすか?コストが下がれば、クリーンテック輸出にもなるかもっすね!
ボス:
だが、たった12トンじゃ微々たるものじゃないか。本当に環境に効くのか?
コネ姉さん:
おっしゃる通り、今は試験段階。でも中東での技術実証って珍しいから、地域展開の足がかりとしては大きな意味がありますわ。
セカくん:
あと気になるのが、その回収したCO₂ってどう使うんすか?無駄にならないの?
コネ姉さん:
化学品や合成燃料の製造に使えるんですの。サステナブルな素材の生産サイクルに組み込むことで、価値のある資源になりますわ。
ボス:
ほう…無駄にせず再利用するのか。それなら納得感はあるな。しかし2025年までにネットゼロって、そんなに早く実現できるのか?
コネ姉さん:
それが野心的な目標なんですの。DACだけでなく、他のCCUS(炭素回収・利用・貯留)技術と組み合わせて、全体で達成を目指しているようですわ。
セカくん:
エネルギー産業の中でこういう先進事例が出ると、世界の脱炭素の流れにも影響与えそうっすね!
ボス:
ふむ…サウジの動きが本物なら、他国も黙ってはいないかもしれん。エネルギー業界も変わる時代なんだな。
コネ姉さん:
そうですわね。DAC技術は今後の温室効果ガス対策のキーワード。サウジが先陣を切ったのは象徴的ですのよ。