中古車輸入規制後初めて新車の輸入台数が減少、中古車は増加

中古車輸入規制後初めて新車の輸入台数が減少、中古車は増加

コートジボワール税関総局から入手した自動車輸入統計によると、2024年の新車輸入台数は前年比8.6%減の3万5,518台(2023年:3万8,842台)、中古車輸入台数は84.9%増の2万4,571台(1万3,292台)だった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
コートジボワールで中古車の輸入が前年比84.9%増って、かなりインパクトある数字ですわね。新車は逆に減少傾向…価格と経済事情が大きく影響してるのかもしれないですわ。

セカくん:
わ〜、こんなに差が出るんすね!これって、現地の購買力が中古車を選ぶ流れにシフトしてるってことっすか?

ボス:
ふむ…新車が減って中古車が増えるとなると、国としては税収にも影響が出てきそうだな。実際、関税収入も減ってるようだが…

コネ姉さん:
そうですわ。新車・中古車ともに関税収入が減少していて、特に中古車は台数が増えたのに税収が下がってる点が興味深いですわね。低価格帯の車が多いってことかしら。

セカくん:
新車の輸入元を見ると、インドと中国が強いっすね!日本車も健闘してるけど、競争激化してそう…マーケットシェア狙うなら価格戦略とか必要っすね!

ボス:
乗用車はインド、貨物車は中国…ということは、それぞれの国が得意分野で攻めてきてるわけか。日本はやや後退してる印象もあるな。

コネ姉さん:
ええ、日本は全体的に輸入台数3位前後をキープしてますけど、台数は減ってますわね。特に特殊用途や大型車でのシェア縮小が目立ちますの。

セカくん:
中古車の国別も面白いっす!韓国と日本、ブルキナファソって!?これ再輸出ってことっすか?輸出ルートの構造が知りたいっす!

ボス:
ブルキナファソが1位ってのは意外だな。隣国だから、中継拠点として使われてるのかもしれん。物流のハブになってるのかな。

コネ姉さん:
その通りですわね。実はブルキナファソは西アフリカ地域で中古車の流通拠点になっていて、他国経由での再輸出が盛んなんですの。日本から→韓国や欧州→西アフリカへ、というルートも多いですわ。

セカくん:
なるほど〜!てことは、日本が直接輸出するだけじゃなく、経由地をどう設計するかもマーケティングに重要ってことっすね!

ボス:
中古車の流通ルートと政治的な安定性も関係してくるかもしれんな。戦略を練る上で、そこも見ておかねばいかんというわけだ。

コネ姉さん:
おっしゃる通りですわ。今後はアフリカ市場での販売だけでなく、現地の法規制、再輸出の流れ、そして環境規制もビジネス戦略に影響してくるでしょうね。

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