セカくん：おおっ、トランプ前大統領が鉱物生産を強化する大統領令を出したんすね！これは米中の関係とか、安全保障にも関係ありそうっす！

コネ姉さん：そうね、特にレアアースの輸入70％が中国からという現状は、米国にとって大きなリスク。だから国内生産を強化して、自立性を高めたいという動きですわよ。

ボス：ふむ…でも鉱山ってすぐ作れるもんじゃないだろ？そんなに簡単にいくのか？

コネ姉さん：そこが肝心ね。今回の大統領令では、優先プロジェクトを選定して許可手続きを迅速化するよう各機関に命じているの。スピード感重視の政策ですわ。

セカくん：具体的にどの鉱物が対象なんすか？レアアース以外にも重要そうですよね。

コネ姉さん：ええ、ウラン、銅、金、炭酸カリウムなども対象。それに加工や精錬、製錬といった鉱物の後工程も含まれるのが特徴ね。

ボス：うーん…環境への影響も心配だな。鉱山開発って自然破壊に繋がることも多いだろ？

コネ姉さん：確かにその懸念はあるわ。でも今回は国家安全保障と雇用創出が前面に出てるから、環境とのバランスがどう取られるかが今後の焦点になるでしょうね。

セカくん：国防生産法（DPA）まで使うって、本気度がすごいっす！これって軍需産業とも密接に関係あるってことですよね？

コネ姉さん：その通り。戦闘機やミサイル、潜水艦など、軍事装備の製造に不可欠な鉱物ばかりだから、軍事産業の供給網確保が最大の狙いの一つね。

ボス：アメリカがそんなに鉱物を輸入に頼ってたとは知らなかったな…100％依存してる鉱物が15もあるとは驚きだ。

コネ姉さん：そこが問題なの。特に地政学的リスクがある国からの輸入に依存していると、いざという時に供給が止まってしまう可能性があるのよ。

セカくん：ってことは、日本も他人事じゃないっすね。鉱物輸入に依存してるし、こういう動きは注視しないと！

コネ姉さん：おっしゃる通り。日本もサプライチェーンの多様化や備蓄体制を強化する必要があるわ。米国との連携もカギになるかもしれませんわね。

ボス：なるほどな…安全保障と経済は切り離せんというわけだ。資源ってのはやっぱり国力そのものなんだな。