米国で人工知能(AI)特化型のデータセンターを提供するスタートアップのコアウィーブは、AI開発企業のオープンAIと、最大119億ドル規模に及ぶ計算資源を提供する契約を3月10日に締結した。これに伴い、オープンAIはコアウィーブの株式3億5,000万ドル分を取得すると発表した。これにより、オープンAIはAIモデルの学習や推論処理に必要な計算資源を多角化できるようになる。

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セカくん: えっ、オープンAIがコアウィーブと119億ドル規模の契約!?しかも3.5億ドルの出資まで!これはすごいっすね!
コネ姉さん: そうね。オープンAIは、AI開発に必要な計算資源をマイクロソフトに依存しない形で確保しようとしているわ。今回の契約は、その戦略の一環ね。
ボス: ふむ…でも、オープンAIはマイクロソフトと深い関係にあるんじゃなかったのか?これで関係に影響は出ないのか?
コネ姉さん: そこが注目ポイントよ。オープンAIは「スターゲイト構想」で計算資源の独自確保を進めているし、マイクロソフトが唯一のクラウドプロバイダーじゃなくなる可能性があるわ。
セカくん: なるほどっす!オープンAIとしては、リスク分散と成長スピードを確保するために、データセンターの選択肢を増やしたいってことっすね?
コネ姉さん :その通り!AI開発には莫大な計算力が必要だから、複数のクラウドプロバイダーと契約することで柔軟に対応できるようにする狙いね。
ボス: ふむ…だが、コアウィーブってあまり聞いたことがないな。そんなにすごい企業なのか?
コネ姉さん: 実は2017年に設立されたスタートアップよ。当初は暗号資産のマイニングをしていたけど、2019年にAIデータセンター事業に転換。今では全米と英国で32カ所のデータセンターを持つ急成長企業なの。
セカくん: しかも、エヌビディアのGPUを活用したAI演算に特化してるんすよね!今、AI市場はGPU争奪戦になってるし、コアウィーブの価値はどんどん上がりそうっす!
ボス: ふむ…でも、この市場には他にも競争相手がいるんじゃないのか?
コネ姉さん: もちろんよ。ラムダラボ、ランポッド、バストデータといったスタートアップがAI向けデータセンター市場で成長中ね。でも、コアウィーブは資金調達や大手との提携で一歩リードしてるわ。
セカくん: ってことは、将来的にコアウィーブがAWSやアズールみたいな「ハイパースケーラー」になる可能性もあるっすね?
コネ姉さん: ええ、その可能性は十分あるわ。今回の契約とIPO申請で、さらなる成長が期待できるわね。
ボス: ふむ…AIの進化とともに、データセンターの勢力図も変わっていくというわけだな。これは注目せざるを得ないな。