米国トランプ政権による3月12日からの鉄鋼・アルミニウム製品に対する追加関税に対して、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、同日付で声明を発表した。トランプ政権1期目の2018年3月以降導入した鉄鋼・アルミの追加関税措置では、オーストラリアからの鉄鋼・アルミ製品の輸入について追加関税の適用が除外されていた。

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セカくん: えっ、オーストラリアもアメリカの追加関税の対象になっちゃったんすか!?2018年のときは適用除外だったのに、今回はダメなんすね…。
コネ姉さん: そうなの。トランプ政権の1期目ではオーストラリアは特例で除外されていたけど、今回は適用されてしまったのよ。アルバニージー首相も「正当化されない」と強く反発しているわ。
ボス: ふむ…アメリカとの関係が良好なオーストラリアが適用されるとは意外だな。なんで今回は除外されなかったんだ?
コネ姉さん: その理由は明確じゃないけど、トランプ政権は「アメリカ優先」の政策を強化しているし、関税の適用対象を広げることで国内産業を守ろうとしているのかもしれないわね。
セカくん: でも、オーストラリアの鉄鋼・アルミの輸出って、全体の0.2%未満しかないんすよね?経済的にはそんなに大きな影響ないんすか?
コネ姉さん: 直接的な影響は小さいけど、問題は「他の品目にも関税が拡大する可能性があること」よ。特に農産品や医薬品への影響をオーストラリア政府は懸念しているわ。
ボス: ふむ…確かに、牛肉や医薬品が関税対象になれば、オーストラリア経済にとって大打撃だな。アメリカとの貿易関係が悪化するのは避けたいところだろう。
セカくん: そうっすよね。でも、オーストラリアの鉄鋼メーカー、ブルースコープは「追加関税で鉄鋼価格が上がれば、逆にメリットもある」って言ってるのが面白いっすね!
コネ姉さん: そうなの。ブルースコープはアメリカ国内に工場を持っているから、鉄鋼価格が上がれば競争力が高まる可能性があるのよ。ただし、毎年30万トン輸出している製品には関税がかかるから、痛手もあるわね。
ボス: ふむ…要するに、オーストラリア企業にとって「痛し痒し」というわけか。政府は今後、アメリカと交渉するつもりなのか?
コネ姉さん: ええ。アルバニージー首相は「引き続き適用除外を求める」と表明しているわ。今後の米豪関係の動向が鍵になりそうね。
セカくん: いや~、これ、オーストラリアだけの問題じゃないっすね!日本もいつ関税強化の影響を受けるかわからないし、注視する必要がありそうっす!