OPECプラスに加盟しているサウジアラビア、ロシア、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンの8カ国は3月3日、実施中の合計日量220万バレルの自主的追加減産について、予定どおり4月1日から段階的に廃止することを発表した。

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コネ姉さん: OPECプラスの主要8カ国が、現在実施中の日量220万バレルの自主的追加減産を4月から段階的に廃止することを発表したわね。これは、原油市場の安定と前向きな見通しを考慮した決定なの。
セカくん: へぇ、減産が終わるってことは、原油の供給が増えるってことっすよね?それなら、ガソリン価格とかも下がるんすかね?
コネ姉さん: 可能性はあるわね。ただ、原油価格は他にも影響を受ける要因が多いの。例えば、1月にはイスラエルとハマスの停戦合意の影響で価格が上昇したけど、3月3日時点では米WTIが68.63ドル、北海ブレントが72.85ドルと下落傾向にあるわ。
ボス: ふむ…原油価格が下がるなら、エネルギーコストの高い産業にとっては朗報かもしれんな。だが、OPECプラスが本当にこのまま減産をやめるのか、まだ様子を見た方がいいんじゃないか?
コネ姉さん: そうね。実は、OPECプラスはこれまで何度も減産を延長してきたの。市場の動向によっては、また方針を変える可能性もあるわね。でも、今回の発表を見る限り、2026年9月末までの段階的な廃止は既定路線のようよ。
セカくん: でも、もし原油が市場にたくさん出回ると、逆に価格が下がりすぎるってことはないんすか?OPECプラスはそれを避けたいんじゃ…?
コネ姉さん: そこが難しいところね。減産を続ければ価格は維持できるけど、加盟国の財政にも影響が出るから、産油国としてはバランスを取る必要があるの。だから、「段階的に」廃止することで、市場に急激な影響を与えないように調整しているのよ。
ボス: なるほどな…結局のところ、原油価格の動向を見ながら調整していくってわけか。日本企業としても、エネルギーコストがどう推移するか注視する必要がありそうだな。
セカくん: ですね!製造業とか輸送業にとっては、原油価格が安定するのはプラスになりそうっす!でも、今後の地政学リスクとかもあるし、原油市場の動きはしっかりチェックしておかないとっすね!
コネ姉さん: その通り!OPECプラスの動向や世界のエネルギー市場の変化が、日本の企業や消費者にも影響を与えるから、引き続き注目していきましょう!