米国のドナルド・トランプ大統領と半導体ファウンドリー(受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は3月3日、アリゾナ州における先端半導体製造事業に対して1,000億ドルの追加投資を行うことを発表した。同発表によると、これは米国史上最大の外国直接投資となる。

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セカくん:
ええっ!?TSMCがアリゾナ州に1,000億ドル(約15兆円)も追加投資するんすか!?しかも、これは米国史上最大の外国直接投資…すごすぎるっす!
コネ姉さん:
そうね。TSMCはすでに650億ドルを投じて3つの工場を建設しているけど、今回の投資でさらに3つの工場と2つのパッケージング施設、研究開発センターを新設するのよ。米国での半導体生産を強化する大きな動きね。
ボス:
ふむ…トランプ大統領も「半導体は21世紀の経済の基盤」と言っているが、やはり半導体の国内生産を増やして、中国への依存を減らす狙いか?
コネ姉さん:
その通りよ。米国はこれまで半導体の設計には強みがあったけど、製造はTSMCや韓国のサムスンに依存していたの。でも、AIや自動車産業の発展には安定した半導体供給が不可欠だから、国内生産の強化が急務になっているのよ。
セカくん:
なるほど!でも、アリゾナ州が選ばれたのはなぜなんすか?他の州じゃなくて?
コネ姉さん:
アリゾナ州は半導体産業が盛んで、インテルも拠点を持っているの。さらに、大学との連携が進んでいて、エンジニアの確保がしやすいのも大きな理由ね。TSMCにとっては、研究開発と生産を効率的に進められる環境が整っているのよ。
ボス:
ふむ…しかし、半導体の製造には高度な技術が必要だ。アメリカ国内で十分な人材を確保できるのか?
コネ姉さん:
そこが課題ね。TSMCも米国での人材育成に力を入れているけど、熟練エンジニアの確保は簡単じゃないわ。そのため、米国政府も半導体産業への支援を強化していて、CHIPS法(半導体支援法)を通じて補助金や税制優遇を提供しているのよ。
セカくん:
でも、これだけ投資が増えると、日本企業にも影響ありそうっすよね?半導体関連企業とか、部品メーカーにもチャンスがあるんじゃ?
コネ姉さん:
その通りよ。日本の半導体製造装置メーカーや材料メーカーは、TSMCの工場拡大に合わせてビジネスチャンスが広がるわ。特に、フォトレジストやシリコンウエハーなどの分野では、日本企業の技術が重要視されているのよ。
ボス:
ふむ…となると、今後の半導体市場の動向は日本企業にとっても重要になってくるな。AIや自動車産業と絡めて、新たな市場が生まれるかもしれん。
セカくん:
やっぱり半導体は世界の経済を左右する重要な分野っすね!日本企業もこの波に乗れるか、しっかりチェックしていく必要があるっすね!