米国東部時間3月4日午前0時1分をもって、メキシコ、カナダへ追加関税が賦課された。国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき、メキシコ原産品に対しては一律25%、カナダ原産品に対しては、エネルギー・同資源に10%、それ以外の産品に25%の追加関税が課される。

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ジェトロは3月19日、シンガポール日本商工会議所(JCCI)とデロイトシンガポールの後援を受け、「シンガポール視点によるインド研究会」報告書(2025年3月)の公開を記念して、セミナーを開催した。 引用元 JETRO:ビ […]
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セカくん:
えっ、今度はメキシコとカナダにも追加関税っすか!?しかも、メキシコは一律25%、カナダはエネルギー資源が10%、それ以外が25%…。これ、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の意味なくなっちゃうんじゃないっすか?
コネ姉さん:
そうね。USMCAでは関税撤廃や引き下げが進められていたのに、今回の措置で特恵関税があっても追加関税がかかることになったわ。つまり、実質的にUSMCAのメリットが薄れることになるのよ。
ボス:
ふむ…しかし、理由が「不法移民とフェンタニルの流入」か。安全保障が絡むとなると、政治的な意図が強そうだな。
セカくん:
でも、在米の日系企業は「サプライチェーン変更は現実的ではない」って言ってるっすよね?影響は避けられないんじゃ…。
コネ姉さん:
ええ。特に自動車産業は、メキシコやカナダとの貿易が密接だから、急にサプライチェーンを変えるのは難しいわ。メキシコ工場で生産して米国に輸出するケースが多いから、コスト増は避けられないわね。
ボス:
そうか…車の価格が上がると、結局アメリカの消費者も打撃を受けることになるな。
セカくん:
そうっすよね!特に、追加関税が長期化するとヤバそうっす。中国への関税と違って、メキシコとカナダへの関税は長引かないって話もあるみたいっすけど、本当っすか?
コネ姉さん:
可能性はあるわね。今回の関税はIEEPA(国際緊急経済権限法)に基づいていて、「他国が十分な対策を取ったと判断されれば撤回できる」とされているの。つまり、メキシコやカナダがフェンタニル対策や国境管理を強化すれば、関税が解除される可能性はあるわ。
ボス:
なるほど…中国への関税は貿易戦争の一環として長引くかもしれんが、メキシコやカナダの場合は交渉次第で撤回の余地があるということか。
セカくん:
でも、3月12日にはメキシコとカナダ産の鉄鋼・アルミ製品への関税除外が廃止される予定っすよね?結局、影響は大きくなりそうっす…。
コネ姉さん:
そうね。特に自動車産業や建設業界は、鉄鋼やアルミのコスト増で価格が上がるかもしれないわ。追加関税が短期間で終われば影響は限定的だけど、長期化すれば企業の負担が増すわね。
ボス:
ふむ…企業にとっては不確実性が増して厄介な状況だな。トランプ政権の方針次第で、また状況が変わる可能性もあるというわけだ。
セカくん:
やっぱり、企業はリスク管理が重要っすね!これからは、メキシコやカナダ以外の調達先も考えないといけないっすね!
コネ姉さん:
その通りよ。ASEANや南米など、リスク分散を図る動きが今後ますます活発になるでしょうね。
ボス:
結局、どんな時代でも変化に対応できる企業が生き残るということか。まあ、仕方ないな。