米国商務省は2月28日、2025年1月の個人消費支出(PCE)を公表した。連邦準備制度理事会(FRB)が重視する物価関連指標は前年同月比でわずかに低下し、消費支出も予想外に減少した。
所得関連では、個人所得が名目ベースで前月比0.9%増(前月0.4%増)と市場予測(0.4%増)を上回った。
所得関連では、個人所得が名目ベースで前月比0.9%増(前月0.4%増)と市場予測(0.4%増)を上回った。
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セカくん:
1月の米国の個人消費支出(PCE)が予想外のマイナスになったんすね!前月は0.8%増だったのに、いきなり0.2%減って…何が原因なんすか?
コネ姉さん:
寒波の影響や年末商戦の反動減が要因とされているわ。でも、それだけじゃなくて、物価上昇による消費者マインドの低下も背景にあると指摘されているのよ。
ボス:
ふむ…FRBが注視しているPCEデフレーターの伸びは少し鈍化したようだな。インフレは落ち着きつつあるのか?
コネ姉さん:
そうね。PCEデフレーターは前年同月比2.5%増で、前月の2.6%からわずかに低下。コア指数も2.6%増で前月の2.9%から下がったわ。ただし、前月比では0.3%増と安定しているの。
セカくん:
ってことは、物価は少し落ち着いてきたけど、消費が減ってるってことっすか?これって景気減速のサインなんすかね?
コネ姉さん:
まだ一時的な要因の可能性もあるけど、2月以降のデータを見ないと判断は難しいわね。もしこの傾向が続けば、本格的な消費減速の兆しと考えられるわ。
ボス:
ふむ…個人所得は0.9%増と市場予想を上回ったが、配当や社会保障の調整が影響しているだけで、雇用者報酬の伸びは横ばいか。安定した所得増がないと、消費の回復は難しそうだな。
セカくん:
サービス消費も外食を除いて伸び悩んでるみたいっすね。トランプ政権の物価上昇懸念も影響してるんすか?
コネ姉さん:
可能性はあるわ。市場では「トランプ政権の貿易政策や財政政策がインフレ圧力を高めるのでは?」と警戒する声もあるから、消費者マインドが悪化しているのかもね。
ボス:
ふむ…FRBは利下げを検討するのか?
コネ姉さん:
PCEデフレーターの低下は利下げを後押しする材料にはなるけど、FRBはまだ慎重な姿勢を崩していないわ。今後のデータ次第ね。
セカくん:
なるほどっす!このまま消費が落ち込むと、FRBの政策判断にも影響しそうっすね!
ボス:
ふむ…米国経済の行方、しっかり注視する必要がありそうだな。