G20財務相・中央銀行総裁会合も共同声明が採択されず

G20財務相・中央銀行総裁会合も共同声明が採択されず

G20財務相・中央銀行総裁会合が2月26~27日に南アフリカ共和国のケープタウンで行われたが、前週のG20外相会合に続き、共同声明は採択されずに終了した。「ビジネス・デイ」紙の報道によると、米国、日本、中国、インド、カナダなどの財務相らが会議を欠席し、G20の結束維持にさらなる懸念が広がる結果となった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:
G20財務相会合、結局「共同声明なし」で終わっちゃったんすね…。これってやっぱり、各国の足並みがそろってないってことっすか?

コネ姉さん:
そうね。アメリカ、日本、中国、インド、カナダの財務相が欠席したこともあって、G20の結束に対する不安が広がっているわ。特に、地政学的な対立や保護主義の高まりが影響しているの。

ボス:
ふむ…南アフリカの財務相は「旗が欠けていたわけではない」と言っているが、実際は厳しい状況なんじゃないか?

コネ姉さん:
その通りね。議長国の南アフリカは、「保護主義に対抗する」という意思を強調したけど、実際に具体的な合意には至らなかったわ。途上国の債務問題も議論されたけど、結局は「継続検討」のまま。

セカくん:
やっぱり、米中の対立とかウクライナ問題が影響してるんすか?

コネ姉さん:
それも大きいわね。さらに、各国が自国経済の課題に集中していて、G20としての「協力」よりも「個別の利益」を優先する傾向が強まっているのよ。

ボス:
ふむ…となると、今後のG20の影響力も落ちていくかもしれんな。

セカくん:
でも、G20って世界経済の安定には欠かせない枠組みっすよね?このままバラバラになっちゃったら、金融市場にも悪影響ありそうっす…。

コネ姉さん:
そうね。特に、ルールに基づく貿易や金融安定のためには、多国間協力が不可欠。でも、各国の利害が対立する中で、今後どれだけ実効性のある議論ができるかが課題ね。

ボス:
ふむ…結局、世界は協調よりもブロック化の流れが進んでいるということか。

セカくん:
うーん、G20が機能しなくなったら、世界経済はどうなっちゃうんすかね?このままだと、ますます分断が深まりそうっす!

コネ姉さん:
まさにそこが問題よ。G20が本来の役割を果たせるのか、今後の会合の行方に注目ね!

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