トルコ統計機構(TUIK)の発表(2月28日付)によると、2024年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は、市場予測を上回る前年同期比3.0%だった。季節・日数調整後の成長率(前期比、年率換算)では1.7%と、前期(0.1%減)からプラスに転じた。これにより、2024年通年の実質GDPは前年比3.2%の成長となった。

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セカくん:
トルコの2024年のGDP成長率が3.2%っすか!市場予測より良かったみたいっすね!
コネ姉さん:
そうね。第4四半期の成長率は前年同期比3.0%で、特に家計消費と建設が好調だったわ。2023年の震災からの復興需要も経済を押し上げたのよ。
ボス:
ふむ…でも、個人消費は前年比3.7%増で減速しているのか?インフレの影響か?
コネ姉さん:
そうよ。トルコ政府はインフレ抑制のために内需を抑える政策をとっていたから、その影響が出始めているの。でも、それでも家計消費は増加を維持しているわ。
セカくん:
建設業が8.7%増と好調だったのも、震災復興の影響が大きいんすか?
コネ姉さん:
そうね。震災後の再建が進んでいるのと、政府のインフラ投資が建設業の成長を後押ししているわ。
ボス:
ふむ…しかし、輸出は2.0%減か。主要市場の減速が原因ということだが、これはどの国の影響が大きい?
コネ姉さん:
EU市場の景気減速が影響しているわね。特にドイツやフランス向けの輸出が鈍化しているわ。でも、輸入が1.6%増に転じたのは、内需がまだ底堅い証拠とも言えるわね。
セカくん:
それでも、経常赤字のGDP比が0.8%に低下したってことは、貿易バランス的には改善してるんすね?
コネ姉さん:
そうね。輸入が前年比4.1%減っていたから、結果的に純輸出がプラスに寄与したのよ。
ボス:
ふむ…つまり、内需と復興投資で経済を支えつつ、輸出は厳しい状況というわけだな。
セカくん:
トルコ政府は「持続可能で包括的な成長を目指す」と言ってるけど、今後の課題はなんすか?
コネ姉さん:
一番の課題はインフレ対策ね。成長を維持しながら物価上昇を抑えるのは難しいバランスだから、金融政策が鍵になるわ。
ボス:
ふむ…トルコ経済は回復基調だが、まだ不安要素も多い。今後の政策次第で成長の持続性が決まるということだな。
セカくん:
経済成長とインフレ対策のバランス、どうなるのか注目っすね!