南アフリカ共和国が議長国を務めるG20の先陣を切って2月20~21日、G20外相会合がヨハネスブルクで行われた。

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コネ姉さん: 南アフリカが議長国を務めるG20外相会合がヨハネスブルクで開催されたわね。議論の中心は「連帯、平等、持続可能性」だったけど、地政学的な対立の影響で共同声明は採択されなかったの。
セカくん: G20って本来は経済協力がメインの場っすよね? でも最近は地政学的な対立が強くなってて、各国の足並みが揃わなくなってる印象っす…。今回はどんな点で対立があったんすか?
ボス: ふむ…ウクライナ戦争や中東情勢、米中対立など、国際社会は分断が深まっているからな。特に「多国間主義」や「国際法の原則」に対する考え方の違いが大きいようだな。
コネ姉さん: そうね。南アのラマポーザ大統領は「協力こそが解決策」と訴えたけど、現実には各国が自国の利益を優先していて、具体的な合意に至らなかったの。G20としての調整力が試されているわね。
セカくん: しかも、アメリカのルビオ国務長官が欠席してるっすよね? これってG20を軽視してるってことっすか?
コネ姉さん: その可能性もあるわね。アメリカは二国間交渉を重視する傾向があるし、トランプ政権は多国間協調よりも「アメリカ第一」の路線を取ることが多いから、G20への関与が後回しになっているのかも。
ボス: ふむ…さらに、G20財務相・中央銀行総裁会合にもアメリカの財務長官が欠席を表明している。これは国際的な経済政策の調整にも影響を及ぼしそうだな。
セカくん: そうなると、今回のG20は「アフリカの声を強くする場」になった感じっすか? 南アフリカとしてはどんな狙いがあるんすかね?
コネ姉さん: その通り! 南アフリカはアフリカで唯一のG20メンバー国だから、アフリカ全体の経済や気候変動対策を国際議論の中心に持っていきたいの。でも、世界の関心はウクライナや米中対立に向いているから、アフリカの声がどこまで反映されるかが課題ね。
ボス: ふむ…アフリカの成長市場としての可能性は大きいが、国際社会の優先課題としてどこまで認識されるかはまだ未知数だな。
セカくん: でも、日本にとってもアフリカとの経済関係は重要っすよね? G20でアフリカの重要性が高まれば、日本企業にとってもビジネスチャンスになりそうっす!
コネ姉さん: そうね! 特にインフラ、再生可能エネルギー、デジタル分野では日本企業の強みを活かせるわ。今後のG20の流れを見ながら、日本もアフリカ市場への戦略を考える必要がありそうね。
ボス: ふむ…G20のまとまりが弱くなっている中で、日本がどんな立ち位置を取るかも重要になりそうだな。引き続き注目する必要があるな。